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2021.6.3

インフラエンジニアのスキルマップ作成方法|必要スキルを解説

※目次※
インフラエンジニアとは
インフラとは何か

スキルマップは、自身がもつ能力や技術を見える化したものです。業務の遂行を評価する際や転職などに活用されます。この記事では、転職を検討中のインフラエンジニアに向けて、転職時に求められるスキルや取得すると強みになる資格などについて解説します。スキルマップを作成する際の参考にしてください。

インフラエンジニアとは

ITエンジニアには、さまざまな種類があります。その中のひとつが、インフラエンジニアです。インフラエンジニアとは、ITインフラの設計から構築や運用保守までの業務に携わる資格のことです。以下では、インフラエンジニアの概要を解説します。

インフラとは何か

インフラとは、電気や水道、ガス、道路などの生活を支えるためのものを意味する言葉です。ITエンジニア業界においては、「基盤」や「下部構造」といった意味で用いられています。インフラエンジニアが携わるITインフラには、パソコンやサーバー、ネットワークなどの「ハードウェア」と、OSやミドルウェアの「ソフトウェア」の2つに分けることができます。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、システムの基盤となる領域に携わる職業で、ハードウェアやソフトウェアなどの扱うシステムによって、仕事の範囲も多岐に渡ります。インフラエンジニアの業務内容は、大きく分けてITインフラの設計・構築・運用保守の3つです。

設計では、顧客の要望に応じて、プログラムの作成や動作フローの確認、エラーハンドリングなどを組み込んだ、システムの設計書を作成します。構築では、完成した設計書をもとに、ハードウェアやソフトウェアの設置や接続、動作確認、負荷テストなどを実施します。

その後、運用が開始されると、システムが正常に動作していることを確認するための監視や保守などの対応も必要です。

他のエンジニア職との違い

システムエンジニアとの違い

システムエンジニアとは、システム開発全般を担当するエンジニアを総称する言葉です。インフラエンジニアは、システムエンジニアを細分化した分類のひとつで、ITインフラに携わる業務を行うエンジニアを意味します。

システムエンジニアとインフラエンジニアの違いは、業務の範囲によって区別されます。システムエンジニアのほうが、より広範囲の業務を任されるケースが多いです。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、パソコンやサーバーと、ルーターやモデムなどのネットワーク機器を接続するための回線を構築する業務に携わるエンジニアのことです。インフラエンジニアは、ネットワークを含むITインフラに特化していることから、ネットワークエンジニアよりも業務の範囲が広くなります。

インフラエンジニアの年収目安

エンジニアの年収は、携わる領域の範囲によって異なります。インフラエンジニアの平均年収は、500万円前後が目安とされており、一般的な会社員の年収に比べると、給与水準が高い傾向にあります。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアは、携わる業務が広範囲に渡ることから、多様なキャリア形成が可能な職業です。一般的に、ITインフラの運用保守から始まり、経験を積んでから設計や構築の業務を任されるようになります。代表的なキャリアパスは、プロジェクトチームのリーダーやマネージャーなどの管理職やスペシャリスト、IT分野のコンサルタントの3パターンに分類されます。

インフラエンジニアに求められるスキル

以下では、インフラエンジニアに必要とされるスキルや知識について解説します。

設計スキル

設計に携わる場合は、ITインフラの設計スキルが必要です。設計スキルは、運用保守の実務経験があり、さらにキャリアアップを目指したい場合にも不可欠なスキルです。スキルの習得方法として、書籍による独学や公開講座の受講などが挙げられます。

プログラミングスキル

プログラミング言語や知識は、インフラエンジニアに必須のスキルではありませんが、スキルを習得していると、仕事の幅を広げられるうえに、年収のアップも期待できます。なかでも、シェルスクリプトや、PythonやPHPなどの軽量プログラミング言語の需要が高まっています。

ネットワークの知識

ネットワークに関する知識は、インフラエンジニアが業務を遂行するうえで不可欠な要素です。職務のさまざまな場面で必要とされます。とくに、シスコなどのネットワーク製品を扱う場合に重要になります。

セキュリティの知識

システムの設計や構築、運用保守のいずれにも、セキュリティリスクへの対策が重要です。そのため、セキュリティに関する知識も欠かせません。とくに、サーバーやネットワークの双方に対するセキュリティの知識が必要です。

サーバーの知識

近年は、クラウド型のサーバーの需要が高まりつつあります。その一方で、従来のオンプレミス型を利用する企業も少なくありません。さまざまなサーバーに対応するためには、オンプレミス型のサーバーに関するスキルの習得や知識の蓄積も不可欠です。

クラウドサーバーに関する知識

スキルアップを目指すなら、オンプレミス型だけでなく、クラウド型のサーバーのスキルや知識も必要になります。なかでも、AWSやAzureなどの代表的なクラウド型のサーバーに対応できる知識を蓄えておきましょう。

マネジメントスキル

インフラエンジニアの業務は、チームで行うケースも多いです。技術者としてエンジニアを続ける場合は必須ではありませんが、チームリーダー以上のキャリアアップを目指す場合は、マネジメントスキルの習得も必須です。

コミュニケーションスキル

顧客対応を行う場合は、専門用語をかみ砕いて、わかりやすい説明や説得をしなければなりません。その際に必要となるスキルは、ヒアリング力や提案力などのコミュニケーションスキルです。

インフラエンジニアに求められるサーバー技術の変容

時代の流れとして、変化に対して柔軟に対応できる人材が重宝され、多くの企業に求められる傾向があります。従来のオンプレミス型のサーバーからクラウド型のサーバーへと移行しつつあることから、インフラエンジニアもまた、クラウド型のサーバーに関する技術や知識などのスキルの習得が欠かせません。

インフラエンジニアが取得しておきたい資格

インフラエンジニアは、どのような資格を取得しておくとよいのでしょうか。以下では、取得しておきたい資格について解説します。

サーバーエンジニアが取得しておきたい資格

サーバーに関する領域に携わるサーバーエンジニアは、国内市場で最適化されているLinuCのレベル1~3を習得しましょう。これらの習得により、Linuxを使いこなせるスキルの証明になります。

ネットワークエンジニアが取得しておきたい資格

ネットワークに特化したネットワークエンジニアとして活躍するなら、CCNA、CCNP、CCIEの3つの資格の取得を目指しましょう。

CCNA

CCNAとは、シスコシステムズ社が実施している認定試験のひとつで、ネットワークエンジニアの技術力を証明するための資格です。CCNAの認定を受けることで、同社のCatalystスイッチやCiscoルーター、ネットワーク技術を習得している証明になります。

CCNP

CCNAよりも上位にあたる資格が、CCNPです。CCNPの取得により、ネットワークのプロフェッショナルとして認知されます。また、広範囲に渡るネットワークの導入をはじめ、運用保守に必要な技術を証明できる資格です。

CCIE

CCIEとは、シスコ技術者認定の5つあるグレードのひとつで、そのなかでもエキスパートレベルの認定を受けた資格のことです。CCIEの取得により、シスコ全般の知識に加えて、ネットワークシステムに関する高度な知識をもつ証明になります。

インフラエンジニアがスキルアップをはかるために行いたいこと

以下では、インフラエンジニアにおすすめのスキルアップの具体的な方法について解説します。

スキルマップを作成する

スキルマップとは、個人の能力や技術力を評価するためのものです。スキルアップのために必要な学習の範囲を把握する際に役立ちます。また、転職やキャリアアップを目指す際の、自身のスキルや知識の洗い出しを行う際にも便利です。

スキルマップの作成方法

まず業務に必要なスキルを細分化し、それぞれの項目に対して3~6段階の数値で評価を記載していきます。評価を行う際は、主観を入れず、なるべく客観的に判断するようにしましょう。

資格取得を目指す

今後のキャリアや仕事の幅を広げるうえで、上述した資格などの取得によって、スキルアップをはかれます。資格の取得は、エンジニアとしての成長を促せるうえに、幅広い知識の証明になります。

スクールを活用する

スキルアップのためにコストをかけられる場合は、インフラエンジニアを対象にした講座への参加もおすすめです。たとえば、「ネットワークスペシャリストコース」といった名称で、講座が開かれています。

トレーニングサービスを活用する

大手のベンダーでは、エンジニアを対象にした、オンラインやオフラインのトレーニングサービスを提供しています。たとえば、Googleの「Google Cloudトレーニング」やMicrosoftの「Microsoft Learn」、Amazonの「AWSトレーニング」などが挙げられます。

インフラエンジニアのキャリアマップ作成時にチェックしたいスキル一覧

ここでは、インフラエンジニアのスキルマップを作成する際に必要とされるスキルを一覧表にまとめました。以下の表を参考にして、マップの作成に活かしてください。

設計 ・インフラ設計の工程で不可欠なスキル ・運用保守から設計へのキャリアアップを目指す際に必要

セキュリティ ・セキュリティ対策として、セキュリティ製品を扱う際に必要な知識 ・セキュリティ対策を担当するサーバーエンジニアに求められる知識

ネットワーク ・シスコなどの特定のネットワーク製品を扱う際に必要な知識とスキル

プログラミング ・サーバー上で使用するプログラムを構築する際に必要になるスキル ・習得すれば、仕事の幅を広げることも可能

サーバー ・オンプレミス型のサーバーを扱う際に必要な知識とスキル

クラウドサーバー ・クラウド型のサーバーの運用保守に必要な知識とスキル

コミュニケーション ・顧客への説明や提案を行う際に必要なスキル(ヒアリング力・提案力)

マネジメント ・リーダー以上のキャリアアップを目指す際に不可欠なスキル(チームのマネジメント)

まとめ

スキルマップは、自身の知識や能力を客観的に評価できるもので、転職やスキルアップに必要な学習の範囲を把握する際に役立ちます。上述のスキルを参考にして、自身の知識やスキルの洗い出しに活かしましょう。

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■ フロントエンドエンジニアだけでサービスを作れるようなチーム作りに挑戦中 ■ フロントエンドエンジニアリングについて積極的に発信 ■ PdM / GCP / Firebase / Next.js / React ■ 愛犬家 / 2021年は盆栽に挑戦 ■ Twitterやってます https://twitter.com/yuyamiyamae

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