2021.7.19

インフラエンジニアがきつい理由|職場選びのコツや仕事の魅力を紹介

「インフラエンジニアはきつい」という話を、耳にした経験があるかもしれません。しかし大変な理由を知らないままでは、インフラエンジニアへの転職をためらってしまいます。

ここではインフラエンジニアへの転職を検討中の人に向け、仕事がきついと言われる理由や、職場選びを成功させるコツなどを解説します。不安を払拭し、インフラエンジニアへの転職に踏み出してください。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとは、ITインフラにかかわる仕事です。人々がアプリケーションやインターネットを利用するには、ITインフラが必要になります。ITインフラを設計・構築し、問題なく使えるよう管理するインフラエンジニアの仕事は、社会にとって欠かせません。なお、ITインフラとは以下のものを指します。

・OS ・ミドルウェア ・ハードウェア ・ネットワーク

インフラエンジニアの3つの仕事

インフラエンジニアの仕事は、設計・構築・運用の3段階にわけられます。「設計」では、顧客の要望を聞きつつ、インフラの内容や予算、構築期間をまとめた設計書を作ります。インフラの構築はチームで協力して行うため、大勢が一丸となり仕事を進めるには設計書が不可欠です。 「構築」では、機器の組み立て、ソフトウェアのインストール、動作状況のテストを行います。最後に「運用」では、完成したインフラを24時間体制で監視し、トラブルに対応します。またトラブルを未然に防ぐには、サーバーの容量調整など臨機応変な対応も重要です。

インフラエンジニアがきついと言われがちな理由

インフラエンジニアの仕事がきついと評される理由について、7つの観点から紹介します。

残業が多いため

ビジネスや家庭に必要不可欠なインフラにかかわる仕事であるため、突発的なトラブルが発生すると、問題が解決するまで帰宅できません。また、トラブルへの対応を優先したことで当初の予定を定時内にこなせず、しかたなく残業で帳尻合わせをするケースもあります。

休日出勤があるため

インフラエンジニアにも休日はあります。ただし自分がかかわったインフラでトラブルが発生すると、休日であっても呼び出されるケースは少なくありません。また、プロジェクトの進捗しだいでは連休を返上して働く場合もあり、プライベートの予定にしわ寄せが及ぶ恐れもあります。ただし休日出勤分は、基本的に代休の取得が認められます。

夜勤があるため

ネットワークは24時間稼働しているため、状況を監視するには夜勤が必要です。加えて、夜間にメンテナンスを実施する場合もあります。夜間は日中よりもネットワークの利用が少なく、システムを停止したりトラブルを起こしたりしても、社会への影響が少ないと考えられるためです。

勉強することが多いため

インフラエンジニアには、ネットワークとサーバーの両方に関する知識が求められます。その上、それぞれの現場で使う機器の勉強や汎用性が高い操作など、多くを学ばねばなりません。ほかにも最新の技術情報など、勉強することは多岐にわたります。

仕事がおもしろくないため

一部の仕事内容に適性がなければ、仕事への充実感やおもしろさを感じられない場合があります。ただし、あらゆる仕事を経験するうちに、仕事に対する気持ちは変わるかもしれません。 システムを監視する、顧客に対応する、チームでインフラを構築するなど、インフラエンジニアの仕事は多様です。つまらなさを感じるのであれば、やったことのない仕事にチャレンジしてみましょう。

サーバー室が寒いため

サーバーは熱に弱いため、サーバールームの温度は常に低温でキープせねばなりません。インフラエンジニアのなかには防寒対策をしつつ働く人もいます。

職場環境があわないため

残業や休日出勤、夜勤など、インフラエンジニアとして働くには気にすべき点が多くみられます。ただし働き方に関する問題は、職場選びの段階である程度解決可能です。職場の選び方について、以下で詳しく解説します。

インフラエンジニアがきつい職場を回避するコツ

働きやすい職場を選び、インフラエンジニアへの転職を成功させましょう。きつい職場を回避するコツを紹介します。

雇用条件をよくチェックする

きつい職場を回避するには、労働量と福利厚生にかかわる情報が重要です。募集要項を確認し、雇用条件を念入りにチェックしましょう。重視すべき雇用条件を、以下に示しました。

・残業時間の目安 ・休日出勤数の目安 ・健康保険 ・厚生年金 ・交通費手当 ・住宅手当 ・単身赴任手当 ・そのほかの福利厚生

職場の雰囲気を実際に確かめる

募集要項はもちろんですが、面接官への逆質問でも、残業時間の目安や休日出勤の状況を確認できます。また、面接や見学で職場を訪れる予定があれば、働いている人の表情や言動をチェックしてください。ブラック企業を見抜くには、目や耳から得た情報が重要です。

ITエンジニア専門の転職エージェントを利用する

ITエンジニア専門の転職エージェントには、有益な転職情報が集まっています。募集要項ではポジティブな情報ばかり掲載されているかもしれませんが、転職エージェントでは、ネガティブな情報も教えてもらえます。さまざまな情報を収集し、慎重に転職先を選んでください。 またITエンジニア専門の転職エージェントでは、雇用条件やスキルや適性を踏まえた転職先の提案も受けられ、ミスマッチを防げます。

インフラエンジニアの魅力3選

インフラエンジニアの仕事は、大変なだけではありません。インフラエンジニアとしての転職を後押しする、3つの魅力を紹介します。

未経験でも働ける

ITエンジニアのなかでも、インフラエンジニアは未経験でも採用されやすい職種です。しかも若手であれば、経験やスキルを問わないポテンシャル採用を受けられるチャンスがあります。

学歴よりも実力重視である

インフラエンジニアは実力主義であり、学歴はそれほど重視されません。しかも学校に通わなくとも、インフラエンジニアの仕事に役立つ技術や知識は自力で習得できます。また転職後に現場で経験を積むにつれ、自然と実力は身につきます。 インフラエンジニアの技術や知識を独学で学ぶには、オンラインで利用できるプログラミングスクールや、勉強会などを利用しましょう。

仕事にこまらない

インフラの知識は、職場を変えても大筋は変わりません。つぶしがきく職種であるため、転職活動はスムーズです。またインフラエンジニアは将来性が高く、生涯を通じ仕事にはこまらないと考えられます。インフラエンジニアの将来性については、以下で詳しく解説します。

インフラエンジニアはニーズが高い仕事

企業や一般家庭において、ネットワークの利用は今後も加速すると考えられます。ただし少子高齢化の影響で、社会全体の労働力は不足し、もれなくIT業界全体も人手不足です。仮に技術の進歩により業務が効率化しても、新しく生み出されたシステムを支える人手が必要です。このような状況を鑑みて、インフラエンジニアは将来性が高い仕事といえます。

インフラエンジニア向きのタイプとは

ほかの仕事と同様、インフラエンジニアにも向き不向きがあります。インフラエンジニア向きのタイプを紹介します。

一人が苦にならない人

一人で黙々と作業できる人はインフラエンジニア向きです。機器の組みたてや配線の設置など、手を動かしているときは基本的に一人です。またトラブルが発生したときには原因究明のためやり取りを行いますが、復旧作業が始まれば一人で作業にあたります。

コミュニケーションが得意な人

一人で作業する時間が多いとはいえ、コミュニケーション能力は求められます。たとえば顧客の要望を聞いて設計書を作成するには、ヒアリング能力が求められます。またインフラの構築する際は、チームのメンバーと協力しなければなりません。チームを束ねる立場になると、マネジメント能力も必要です。

英語に抵抗がない人

インフラエンジニアは、情報収集が欠かせない仕事です。ただし、インフラのマニュアルや技術情報の多くは、英語で書かれています。スピーディーに知識を得るには英語への慣れがポイントです。

論理的に考えられる人

インフラのトラブルを速やかに解決するには、論理的思考が欠かせません。たとえばトラブルの原因が複数あれば、行き当たりばったりの対応では根本的な解決ができないためです。ほかにも、インフラの構築や顧客とコミュニケーションを取る際などにも、論理的思考が求められます。

未経験からインフラエンジニアを目指す際の注意点

未経験からインフラエンジニアに転職すると、ミスマッチはつきものです。実力がなければ最初から希望の職種につけるとは限りません。まずは割り振られた職種で実績を積み、時期を見て新しい職種に挑戦しましょう。またインフラエンジニアに高収入なイメージを持つ人もいますが、スキルを身に着け高収入を得るには、それなりの時間が必要です。 未経験の状態から周囲に追いつくには、学び続ける覚悟が必要です。インフラエンジニアとして活躍するために、まずはスキルアップに励みましょう。

まとめ

ハードな印象をもたれがちなインフラエンジニアですが、社会を支える魅力ある仕事といえます。インフラエンジニアへの転職の際は、ITエンジニア専門の転職エージェントを検討しましょう。

「Relance」は、手厚いサポートが受けられるITエンジニア専門の転職エージェントです。現役エンジニアのチームが、 エンジニア目線で案件を分析してマッチングを行うためミスマッチを防げます。

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Author

吉田 拓真

株式会社スリーシェイク 代表取締役社長
モダンエンジニアリングとものづくりをこよなく愛してる人。オフィス中に響き渡る大きな笑い声の主。

2011年DeNA入社後、インフラエンジニアとして決済代行ペイジェント社の基盤担当。AWSの東京リージョン進出時からのユーザーで、クラウドプラットフォームが社会に与えるインパクトを痛感。2013年に創業期のポッピンゲームズジャパン株式会社に入社し、インフラレイヤーを統括しつつ、ゲームプロデューサー、事業戦略室室長など、ベンチャー創業期の技術・事業・経営を全般的にリード。日本発のインフラプラットフォームを作るべく2015年1月に株式会社スリーシェイクを設立。
https://twitter.com/taqqma_ikachan

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