2021.5.25

インフラエンジニアとネットワークエンジニアの違いを比較 (1)

インフラエンジニアやネットワークエンジニアへの転職を検討しているものの、それぞれの違いについて正しく理解できていないという人もいるでしょう。この記事ではインフラエンジニアとネットワークエンジニアの違いについて解説します。自分に適した仕事へ転職するために、ぜひ参考にしてください。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア

インフラエンジニアとネットワークエンジニアとは、どのような仕事なのでしょうか。それぞれの違いについて具体的に解説します。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとは、ネットワークからサーバーまでのITインフラ全体に対応するエンジニアです。企業によっては、ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアを含めた総称をインフラエンジニアとしている場合もあります。

ネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアは、ネットワークに特化しているエンジニアです。ネットワークの設計や構築はもちろん、運用や保守など幅広い業務に携わります。活躍するためにはネットワークに関する深い知識が必要です。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【仕事内容】の違い

インフラエンジニアとネットワークエンジニアは担当する領域が異なります。ここでは、それぞれの仕事内容の違いを解説します。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、システム全体に関わる仕事です。対応する範囲が広く、在籍する企業によっても任される仕事内容は異なります。一般的には、社内システムを構築するためにハードウェアを用意したり、セットアップしたりします。また、サーバーにOSをインストールしたり、必要なアプリケーションをインストールしたりするのも仕事のひとつです。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは、ネットワークの要件定義、設計、運用・保守、監視などを行います。ネットワークを導入したい企業の担当者からヒアリングし、ネットワークを構築するために必要な機器を設置します。場合によっては、取引先の企業に常駐して業務にあたる可能性もあるでしょう。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【求められるスキルや知識】の違い

インフラエンジニアに求められるスキルや知識

インフラエンジニアにはITインフラに関する知識はもちろん、プログラミングのスキルも求められます。サーバー構築に携わる場合によく使用するプログラミング言語は「シェルスクリプト」です。ITインフラを自動化する際はPHPやRubyなどを使用するケースもあります。

ネットワークエンジニアに求められるスキルや知識

ネットワークエンジニアには、ネットワーク機器やハードウェアに関する知識が必要です。インフラエンジニアとは違い、プログラミング言語や開発に関するスキルはそれほど重要ではありません。さまざまな人と関わりながら業務を進めるため、コミュニケーションやヒアリングについての高いスキルも求められます。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【資格】の違い

インフラエンジニアやネットワークエンジニアになるために必須の資格はありません。ただし、未経験からの転職ではITやネットワークに関する知識を証明できる資格を取得しておくと有利です。ここでは資格について解説します。

インフラエンジニアの資格

インフラエンジニアを目指すなら、サーバーやネットワークに関する資格があると業務にも役立ちます。サーバーに関する資格としては、Linux技術者認定試験であるLPICやLinuCがあります。また、ネットワークに関する資格としてはCCNA、CCNP、CCIEなどがおすすめです。現在のスキルを考慮し、学びやすいものから取得しましょう。

ネットワークエンジニアの資格

ネットワークエンジニアになりたい場合は、ネットワークに関する資格を取得しておきましょう。インフラエンジニアを目指す場合にもおすすめの、CCNA、CCNP、CCIEなどを取得するのがおすすめです。さらに、電気工事士やアマチュア無線技士などの資格もあると役立つ可能性があります。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【学校】の違い

基本的に学歴は関係ありません。情報工学系の大学や専門学校でITインフラやネットワークについて学んでいる人が多いです。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【難易度】の違い

一般的には、インフラエンジニアのほうがネットワークエンジニアよりも難易度は高めです。インフラエンジニアには、ネットワークを含めて幅広い知識が必要となります。知識だけでなく、プログラミングスキルも求められます。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【収入・年収】の違い

インフラエンジニアとネットワークエンジニアの収入はどれくらいなのでしょうか。ここでは、それぞれの収入について解説します。

インフラエンジニアの収入・年収

インフラエンジニアの年収は、平均で500万円前後です。インフラエンジニアに対する需要は高く、一般的な会社員と比べても収入は高めの水準になっています。待遇が安定している企業が多いため、安心して働ける可能性が高いです。

ネットワークエンジニアの収入・年収

ネットワークエンジニアの年収は、平均で300~750万円前後となっています。ネットワークエンジニアの場合、勤務先の規模や事業内容によっても年収は大きく異なります。年齢やキャリアの積み方によっても収入に差が出るでしょう。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【将来性】の違い

インフラエンジニアやネットワークエンジニアを目指すなら将来性も気になるところです。それぞれの将来性について解説します。

インフラエンジニアの将来性

インフラエンジニアは需要が高く、今後もますます活躍の場は広がる可能性があります。ネットワークやサーバーなどのITインフラは、多くの企業で必須のものとなっています。その基盤を作るインフラエンジニアはなくてはならない存在です。ITインフラをクラウド化するケースも増えているため、クラウドにも対応できる人材は特に重宝されます。

ネットワークエンジニアの将来性

ネットワークエンジニアとして活躍し続けるためには、特にクラウドに関するスキルを磨く必要があります。その理由として、コストや利便性を考慮して自社サーバーからクラウド型サーバーに切り替える企業が増えていることが挙げられます。時代の移り変わりにあわせて役立つ知識やスキルを身につければ、将来的にも活躍のチャンスは広がっていきます。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【キャリアパス】の違い

インフラエンジニアやネットワークエンジニアのキャリアパスには、それぞれ違いがあります。以下で具体的に解説します。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアの仕事内容は多岐にわたるため、キャリアパスの方向性も幅広いです。もちろん努力が必要ですが、自分のスキルや希望にあわせて好きなキャリアを選べます。インフラエンジニアのキャリアを大別すると管理職、ITコンサルタント、スペシャリストの3つがあり、それぞれで経験を積んでいくのが一般的です。

ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアの業務は、下流工程と上流工程にわけられます。下流工程は運用・保守、監視など、上流工程は要件定義、設計、構築などです。まずは下流工程で経験を積みながら、徐々に上流工程を目指す人がほとんどです。なかには、スペシャリストやコンサルタントなどを目指してキャリアアップする人もいます。

インフラエンジニアとネットワークエンジニア【適性】の違い

どちらの職種を選ぶべきなのかは人によって違います。以下のとおり、求めるキャリアパスや適性にあわせて選びましょう。

インフラエンジニアを目指すのがおすすめの人

インフラエンジニアは仕事内容の幅が広いです。そのため、1つの分野を極めたいという人よりも、ITインフラ全体に関わる知識やスキルをもつゼネラリストを目指したい人に適しています。プログラミングスキルを活かしたい人にもおすすめです。

ネットワークエンジニアを目指すのがおすすめの人

ネットワークエンジニアはネットワークに特化した仕事です。通信技術を極めやすいため、ネットワークシステムのスペシャリストとして活躍したい人には、ネットワークエンジニアをおすすめします。

インフラエンジニアとネットワークエンジニアの比較まとめ

インフラエンジニアとネットワークエンジニアの違いは、以下のとおりです。

インフラエンジニアネットワークエンジニア
仕事内容システム全体に関わる仕事ネットワークの要件定義、設計、運用・保守、監視など
求められるスキルや知識・ITに関する知識 ・プログラミングのスキルネットワーク機器やハードウェアに関する知識
資格・LPIC、LinuC・CCNA、CCNP、CCIECCNA、CCNP、CCIE
学校学歴は問われない学歴は問われない
難易度ネットワークエンジニアより高いインフラエンジニアより低い
収入・年収年収500万円前後年収300~750万円前後
将来性クラウドに対応できる人材のニーズが高いクラウドに対応できる人材のニーズが高い
キャリアパス・管理職・ITコンサルタント・スペシャリスト・上流工程( 要件定義、設計、構築)・スペシャリスト・コンサルタント
適正ITインフラ全体に関わる知識やスキルをもつゼネラリストを目指したい人ネットワークシステムのスペシャリストとして活躍したい人

インフラエンジニアやネットワークエンジニアに転職するには

インフラエンジニアやネットワークエンジニアとして転職する場合、転職サービスを活用するのが一般的です。フリーランスとしての活躍を目指しているなら、マッチングサービスを利用するとスムーズに案件をみつけられるでしょう。

まとめ

インフラエンジニアやネットワークエンジニアにはさまざまな違いがあります。自分自身のスキルや目指す姿にあわせ、より適しているほうを選びましょう。

Relanceは、フリーランスのエンジニアに最適な案件を提案するマッチングサービスです。現役エンジニアの目線から案件を分析しており、手厚いサポートもついています。フリーランスのインフラエンジニアやネットワークエンジニアとして活躍するために、ぜひご活用ください。

Relance[リランス]の登録フォームはこちら

Author

宮前優哉

■ 3-shake,inc PdM
■ GCP / Firebase / Next.js / React
■ フロントエンドの技術を中心に情報発信
■ フロントエンドエンジニアだけでサービスを作れるようなチーム作りに挑戦中
■ マーケターの卵
■ 愛犬家 / 2021年は盆栽に挑戦
https://twitter.com/yuyamiyamae

SNSでシェアする

関連記事