2021.9.29

フリーランスエンジニアの実態を年齢・年収などの観点から解説

フリーランスエンジニアの実態を年齢・年収などの観点から解説 ー フリーランスエンジニアのためのお役立ち情報

フリーランスに憧れをもつエンジニアは少なくありません。しかし、フリーランスの仕事ぶりや生活を想像できず、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。 ここでは、フリーランスエンジニアとして独立を検討する人に向け、フリーランスエンジニアの実態を詳しく解説します。年齢や年収、フリーランスとして働くメリットやデメリットなども紹介するため、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアとの違いとは

フリーランスと会社員は、契約形態と加入できる保険の種類が変わります。フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの違いを解説します。

契約形態

会社員の場合は、企業と雇用契約を結んだうえで、その企業の規定に準じて働きます。一方、フリーランスエンジニアの契約は、雇用契約ではなく業務委託契約です。 業務委託契約には「請負契約」と「委任/準委任契約」があります。請負契約では、成果物の納品が求められます。一方、委任/準委任契約は、一定期間ごとに固定報酬を受け取る契約です。受付や警備、事務作業などのように、成果物の定義が難しい仕事では、委任/準委任契約を交わして働きます。

保険

会社員の収入は、失業保険や労災保険で守られています。突然働けなくなったとしても、会社員ならば保障が充実しています。 業務委託契約で働くフリーランスは、原則、失業保険や労災保険には加入できません。急な事態に備え、貯蓄や民間の保険などで身を守る必要があります。社会保険料が全額自己負担である、福利厚生がないという点も、フリーランスの特徴です。

フリーランスエンジニアの実態について

同じような仕事にたずさわっていても、会社員とフリーランスでは働き方が異なります。フリーランスエンジニアの実態を解説します。

職種

エンジニアの職種は多岐にわたります。フリーランスエンジニアのおもな職種は、システムエンジニア、インフラエンジニア、プログラマー、セールスエンジニアの4つです。それぞれの職種ごとに、必要とされるスキルは異なります。

人間関係

フリーランスの仕事は案件ごとに期間が決まっており、契約が終了するとクライアントやチームメンバーとのかかわりはなくなります。会社員は、異動でもしない限り周囲の人間関係は滅多に変わりません。フリーランスエンジニアのほうが、人間関係のストレスは少ないといえます。

年齢

「フリーランス白書2019」によると、調査に協力したフリーランスの内訳は、30代が40.3%、40代は33.0%、50代は14.3%でした。フリーランスの約7割が30~40代です。また、行動やスキルしだいでは、50代以降もフリーランスとしても活動できるとわかります。 データはフリーランス全般に関するものです。エンジニア以外の職種も含んでいるため、参考程度に捉えましょう。 ※参考:フリーランス白書2019 | フリーランス協会

年収

同じく「フリーランス白書2019」によると、「IT・エンジニア系」の年収のボリュームゾーンは、400〜600万円未満となっており、全体の22.2%が該当しました。 一方、フリーランス全体でみると、年収のボリュームゾーンは200~400万円未満です。ITエンジニアは、フリーランスのなかでも年収が高い仕事といえます。とわかります。 ※参考:フリーランス白書2019 | フリーランス協会

フリーランスエンジニアを支援するサービスについて

近年、フリーランスを支援するサービスが増加しています。クラウドソーシングサイトやエージェントなどに登録すると、豊富な案件から自分好みで条件のよい仕事を探せます。 コミュニティサービスも活用しましょう。ITエンジニア同士の人脈が仕事につながる、悩みを相談しあえる、勉強や情報収集に役立てられるなど、コミュニティに加わると多くのメリットが得られます。 変化が早いIT業界を舞台に活躍するためには、学習サービスが役立ちます。自主学習してスキルアップをはかりましょう。

フリーランスエンジニアとして働くメリット

フリーランスエンジニアの魅力は、仕事に対する自由度の高さです。フリーランスエンジニアとして働くメリットを紹介します。

働く時間・場所にとらわれない

フリーランスエンジニアの働き方は、案件しだいでさまざまです。たとえば、週3勤務の仕事を選ぶと、週の半分は別の仕事やプライベートにあてられます。リモートワークの案件の場合は、基準を満たす成果物さえ納めれば、働く時間も場所も自由です。仕事内容や報酬に加え、働き方も重視して案件を選びましょう。

得意分野を選べる

企業への貢献が求められる会社員は、企業の方針に従い業務を遂行する義務があります。気が乗らない仕事や苦手な仕事でも、ビジネス上必要であれば取り組まねばなりません。 フリーランスであれば、案件を自分の都合で選べます。得意分野の案件を選ぶとモチベーションが上がり、高いパフォーマンスを発揮できるはずです。

収入が上がりやすい

会社員の場合は、毎月の収入はある程度決まっています。がんばって働いたとしても、急に収入が増えることは滅多にありません。 フリーランスは、実績・スキルしだいでは高単価の案件を受注でき、どんどん稼げます。クライアントにスキルを認められると、よりレベルの高い仕事を紹介してもらえる可能性もあります。よい案件を得るためには、技術的なスキルに加えて営業スキルも高めましょう。

フリーランスエンジニアとして働くデメリット

安定性に関しては、フリーランスよりも社会人に分があります。フリーランスとして働くデメリットを紹介します。

仕事が途切れる可能性がある

案件を継続的に獲得できなければ、収入が途絶えてしまいます。病気や怪我で働けなくなるリスクもあります。フリーランスは自由さが魅力ですが、会社員よりも不安定な仕事といえます。スキルに加え、貯蓄や保険を備えてから独立しましょう。

ローン・クレジットカードを組みにくい

フリーランスの社会的信用は、会社員よりも低めです。社会的信用が低い理由は、仕事が途切れる可能性があり、収入的に安定しないと判断されるためです。 独立のタイミングには慎重になるべきです。フリーランスになると、車や家のローンを組みにくかったり、クレジットカードの審査に落ちたりする可能性があります。大きな契約の予定があれば、会社員のうちに済ませてしまいましょう。

確定申告などを自分で行う必要がある

独立すると、技術的な仕事に加え、確定申告や帳簿作成などの作業もこなさねばなりません。ITエンジニアの仕事に集中したい人や、税金や会計の知識に自信がない人は、外部のサービスも検討しましょう。税理士に依頼する、会計ソフトを利用するなどの方法で、苦手分野に対応してください。

フリーランスエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴

独立を決める前に、フリーランスの適性をチェックしましょう。フリーランスエンジニアへの適性について解説します。

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴

「変化を楽しめる人」は、フリーランスエンジニアに向いています。案件がかわるごとに、人間関係も仕事内容も一変します。環境の変化を前向きに受け止め、スムーズに対応しましょう。 自由度の高いフリーランスですが、自分を律するスキルは欠かせません。積極的に仕事や勉強に取り組むには「自主性」を高めましょう。また、一人で集中して作業する時間が多いフリーランスエンジニアには「孤独への耐性」も必要です。

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴

フリーランスエンジニアは、成果物を決められた期日までに納品する義務があります。「自己管理ができない人」や「責任感がない人」は、契約を守れません。フリーランスとしての適性に欠けます。 「コミュニケーション能力が低い人」も、フリーランスエンジニアは不向きです。クライアントの意向を読む、チームメンバーと協力するなど、円滑に仕事をするためには、コミュニケーションが大切です。

フリーランスエンジニアの仕事獲得方法

フリーランスエンジニアは、フリーランス向けのエージェントを活用する、人脈を活用する、クラウドソーシングで案件を受注する、などの方法で仕事を得られます。ただし、営業スキルがなければ、実力をうまくアピールできないかもしれません。 営業が苦手な人は、フリーランス向けのエージェントへの登録がおすすめです。アドバイスを受けられ、自分にあった案件も紹介してもらえます。

フリーランスエンジニアとして成功するために必要なスキル

フリーランスエンジニアとして成功するためは、まず案件を獲得しなければ始まりません。クライアントに選んでもらえるように、営業スキルを養いましょう。成果物を納期内に仕上げるためには、セルフマネジメント力も大切です。 フリーランスエンジニアは、生涯勉強が欠かせません。時代の変化にあわせて知識や技術の幅を広げましょう。

フリーランスエンジニアになるための独立のステップ

順調に独立するために、以下の手順で手続きを進めましょう。

1.ローン・クレジットカードの契約 2.国民年金・国民健康保険の加入 3.開業届を出す

会社員として社会的信用があるうちに、ローンやクレジットカードの契約を済ませておきます。続いて、国民年金・国民健康保険に加入します。必要な書類が多いため、余裕をもって準備しましょう。一通りの手続きが終わったら、開業届を出しフリーランスに転身します。

フリーランスエンジニアとして働く際の注意点

スキルや実績がなければ、案件獲得が難航します。何も実績がなければ、いきなりの独立は無謀です。まずはエンジニアとして企業に就職し、実績を積みましょう。 なぜフリーランスエンジニアとして働きたいのか、目指す理由を明確にすることも大切です。フリーランスは自由な反面、会社員よりも不安定な部分もあります。安易に独立して、後悔しないように気をつけてください。

フリーランスエンジニアの需要・将来性

2019年に報告された「IT 人材需給に関する調査 」によると、2030年には、約79万人ものITエンジニアが不足するといわれています。情報化社会に生きる企業を支えるために、ITエンジニアは欠かせない存在です。フリーランスエンジニアは需要が高く、将来性のある仕事といえます。 ※参考:IT 人材需給に関する調査|経済産業省

フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント

Relance[リランス]は、フリーランスエンジニア向けの案件を取り扱うエージェントです。DevOpsエンジニアやフロントエンドエンジニア、プロダクトマネージャーなど、多くの職種を取りそろえています。リモート、フルリモート案件もあります。最新の技術にかかわる案件やスキルアップ支援などを通じて、技術的なスキルを高められます。

まとめ

フリーランスエンジニアには、自由度が高い、収入が上がりやすいなどのメリットがあります。一方、仕事が途切れる可能性がある、ローンやクレジットカードを契約しにくいなどのデメリットもあります。実績を積み必要なスキルを磨いてから、フリーランスエンジニアとして踏み出しましょう。 Relance[リランス]は、フリーランスエンジニアを手厚くサポートします。現役エンジニアのチームが 、エンジニア目線で案件を分析してマッチングします。 Relance[リランス]については、まず登録フォームからご登録ください。

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Author

吉田 拓真

吉田 拓真

株式会社スリーシェイク 代表取締役社長
モダンエンジニアリングとものづくりをこよなく愛してる人。オフィス中に響き渡る大きな笑い声の主。

2011年DeNA入社後、インフラエンジニアとして決済代行ペイジェント社の基盤担当。AWSの東京リージョン進出時からのユーザーで、クラウドプラットフォームが社会に与えるインパクトを痛感。2013年に創業期のポッピンゲームズジャパン株式会社に入社し、インフラレイヤーを統括しつつ、ゲームプロデューサー、事業戦略室室長など、ベンチャー創業期の技術・事業・経営を全般的にリード。日本発のインフラプラットフォームを作るべく2015年1月に株式会社スリーシェイクを設立。
https://twitter.com/taqqma_ikachan

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