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株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー

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スカウト返信率向上に繋がった取り組み。私たち“らしさ”を正しく伝えるということ。

株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジーは、2022年4月にNTTデータグループの金融・決済分野の中核企業であるNTTデータシステム技術とNTTデータ・フィナンシャルコアが統合して誕生した会社です。


「つくる∞」をビジョンに、NTTデータグループの中でも、決済、銀行、証券、保険といった幅広い金融情報システムの開発をしています。その中でも、今回インタビューを実施した決済イノベーション事業部は、決済領域に特化をして加盟店と決済事業者を繋ぐネットワーク、決済代行サービスなどの開発をしています。

今回は、決済イノベーション事業部 第三担当 部長 山崎様、第四担当 部長 菱沼様にお話を伺いました。

課題

  • アジャイル開発やクラウド技術の経験を持つエンジニアの採用に苦戦
  • 「NTTデータグループ=大企業・安定志向」というイメージが強く、自社でのプロダクト開発や新しい技術への挑戦が十分に伝わっていなかった

効果

  • スカウトの返信率が4.1ポイント向上(導入前:4.8%→導入後:8.9%)
  • 私たちの伝えたいメッセージが正しく伝わることを実感

-エンジニア採用においてどのような課題がありましたか?

2018年からエンジニア採用に力を入れており、それなりに成果は出ていました。しかし、デジタル領域ではアジャイル開発やクラウド技術の経験が求められるため、専門性の高いスキルを持つ人材の採用が難しい状況が続いていました。

当時の採用手法は、リファラル採用やダイレクトリクルーティング、エージェント経由が中心でした。しかし、「NTTデータグループなので堅そう」「SIerとしてのイメージが強く、自社で開発を行っていないのでは」といった印象を持たれることが多く、求職者に私たちの実態が十分に伝わっていなかったのです。実際には、CAFISをはじめとする決済領域のサービスを開発し、新しいことに挑戦し続けるベンチャーマインドも持ち合わせています。そういった点をしっかり伝え、企業の魅力を理解してもらうことが課題でした。

当社では、新しいプロダクトを次々と生み出していくことが求められます。そのため、常に最新技術を取り入れる必要があり、社内に経験者やノウハウがないケースもあります。こうした背景から、新しい人材を積極的に採用し続ける必要がありました。

-Relance HRBPを導入した経緯・理由を教えてください

Sreake(SRE構築総合支援サービス)による開発支援や、Relance(フリーランスエンジニア紹介サービス)を通じた関係構築により、当社のことを深く理解してもらえていたのは大きな強みでした。さらに、スリーシェイクさんはエンジニアリングに強い企業であり、技術やエンジニアの特性を理解した上で採用支援をしてくれるので心強かったんですよね。

-Relance HRBPを導入して、どのような変化・効果がありましたか?

まず、スカウトの返信率が4.1ポイント向上しました。導入前は4.8%でしたが、導入後には8.9%まで上昇しました。かなり高い数値ですよね。

Wantedlyのストーリーを充実させたことで、応募数の増加だけでなく、私たちが求める人物像やスキルに合った方からの応募が増加しました。記事が充実したことで、スカウトメールをお送りする際もインフラ領域に興味がある方にはSREの記事、デジタル領域に関心がある方にはデジタル関連の記事を紹介するなど、志向に合わせた記事を送ることができるようになりました。実際にどのようなメンバーが、どのようなマインドやスタンスで働いているのか具体例をお見せすることで応募前にイメージが少しでも湧くといいと思ったんです。

その結果、スカウトの返信率はもちろん内定承諾率の向上も実感しています。記事を通して会社の魅力や取り組みに対する理解が深まり、承諾を決める動機に繋がっているんじゃないかなと思っています。

あとは、これまで「堅そう」というイメージを口頭で払拭しようとしていましたが、言葉だけでは限界がありました。しかし、社員インタビューや座談会記事を通じて、会社の魅力を伝えやすくなり、求職者の方に「新しいことに挑戦している会社」「ベンチャーらしい雰囲気」と感じてもらいやすくなりました。私たちが本当に伝えたいことを、より正しく届けられるようになったと実感しています。

-最後に、今後の採用の展望についてお聞かせください

現在の採用活動では一定の成果が出ているものの、理想とする水準にはまだ達していません。記事による情報発信だけでは限界があるため、今後はより直接的にエンジニアへ働きかける取り組みが必要だと考えています。

具体的には、エンジニア向けのイベントに参加・開催するなど、リアルな場での接点を増やし、採用候補者とのコネクションを強化していきたいと考えています。実際に、登壇イベントを通じて当社の認知度が向上し、優秀なエンジニアに興味を持ってもらうきっかけになった事例もありました。今後は、こうした取り組みをさらに推進し、即戦力となる人材の採用につなげていきたいと考えています。

担当アドバイザーより

フリーランスエンジニア紹介事業を通じて長年お付き合いがあり、「挑戦と安定のバランスが取れた環境」があることは存じていました。しかし、その環境は現場の皆様の事業へのコミットによって作られているものだと考えています。この点を伝えるために、皆さまのひたむきさや成長志向、努力にフォーカスして施策を実施しました。今回、その効果が現れ始めていることを大変嬉しく思っています。

今後もさまざまな形で支援を行い、一人でも多くの方にこの魅力を伝えられるよう努めてまいります。

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