クラウドエンジニアが年収1000万円を達成する方法を解説!
2024年3月5日
多くの企業がクラウド化を進める中、クラウドエンジニアの需要はますます高まっています。クラウドエンジニアとして働いている方が年収1000万円を達成するには、どのような方法があるのでしょうか。
この記事では、クラウドエンジニアが年収1000万円を達成する方法について詳しく解説します。この記事を読むことで、現在クラウドエンジニアとして働いている方が、年収1000万円達成のためにおこなうべき具体的な方法を把握できるでしょう。
55%以上が月額100万円以上!
目次
クラウドエンジニアが年収1000万円を目指すことは可能
インターネット環境が整備された現代社会において、AWSやAzureなどのクラウドサーバーを専門的に扱うクラウドエンジニアの需要は高まっています。そのため、クラウドエンジニアが年収1000万円を目指すことは十分可能といえるでしょう。
ガートナージャパンの2021年の調査によると、日本におけるクラウドコンピューティング利用率は22%で、「これから1~2年かけて外部クラウドの利用を増やす」と回答した企業は55%にものぼりました。企業による外部クラウドへの投資意向は高く、クラウドコンピューティング市場は今後さらに需要の拡大が見込まれています。
クラウドコンピューティングは、今や私たちの身近なところで当たり前のように使われているサービスです。そして、これらを専門的に扱えるクラウドエンジニアの重要性は、高まりを見せています。このことからクラウドエンジニアは、会社員でもフリーランスであっても、年収1000万円も十分に見込めるのです。
ただし、クラウドエンジニアに求められるスキルは幅広く、保有するスキルによって年収も大きく異なります。クラウドエンジニアとして年収1000万円を目指すのであれば、需要の高いスキルを持ち、市場価値が高い人材と認められる必要があるでしょう。
参考:ガートナー、日本企業のクラウド・コンピューティングに関する調査結果を発表|ガートナージャパン
クラウドエンジニアの平均年収は595万円!
求人統計データによると、正社員として働くクラウドエンジニアの年収は約595万円です。この額は、一般的なITエンジニアの平均年収である485万円より高く、クラウドエンジニアの平均年収はエンジニアの中でも高いほうであるといえます。
一方で、クラウドエンジニアの年収は、正社員とフリーランスとで大きく異なる点には留意すべきでしょう。
同じクラウドエンジニアでも、正社員とフリーランスという働き方の違いによって、年収にどのくらいの差があるのかをご紹介します。
参考:クラウドエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス 給料ナビ
正社員の平均年収
「求人ボックス給料ナビ」のデータによると、正社員として働くクラウドエンジニアの年収は約595万円です。月給に換算すると約50万円で、給料分布のボリュームゾーンは593万円~672万円となっています。
なお、全体の給与幅は359万円~984万円と比較的幅広く、勤務先の規模や経験・実績、保有しているスキルによって大きく差が出ていることが窺えました。
一般的なITエンジニアの平均年収は約484万円であり、クラウドエンジニアの平均年収はエンジニアの中でも高いほうです。
しかし、正社員として働くクラウドエンジニアの最も高い年収が984万円であることを考えれば、会社員という働き方で年収1000万円を達成する難易度はやや高いといえるでしょう。
参考:クラウドエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス給料ナビ
フリーランスの平均年収
「フリーランススタート」によると、クラウドエンジニアの求人・案件の月額単価相場は平均値が77万円であり、中央値は70万円でした(2023年9月時点)。
これを単純に年収に換算すれば、フリーランスのクラウドエンジニアの年収は840万円~920万円となります。
正社員として働くクラウドエンジニアの平均年収が約595万円であることから、フリーランスクラウドエンジニアの年収はかなり高い水準であることがわかります。
参考:クラウドエンジニアのフリーランス求人・案件 月額単価相場|フリーランススタート
インフラエンジニアの年収より高い
クラウドエンジニアと似た職種として、「インフラエンジニア」があります。
インフラエンジニアは、サーバやデータベース、ネットワークなどの構築・管理をおこなう職種です。クラウドエンジニアは、インフラエンジニアの一種と定義できます。
「求人ボックス給料ナビ」のデータを見てみると、正社員として働くインフラエンジニアの平均年収は約520万円、フリーランス案件での年収換算は約790万円という結果でした。
クラウドエンジニアの正社員、フリーランスそれぞれの平均年収と比較すると、インフラエンジニアの年収より高いことがわかります。
参考:インフラエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)|求人ボックス 給料ナビ
クラウドエンジニアの年収が高い理由
クラウドエンジニアとインフラエンジニアは同じサーバなどのインフラを扱う職種でありながら、どうして年収に差が出てしまうのでしょうか。
それは、クラウドがインフラの中でも今とくに需要の高い分野だからです。
令和3年情報通信白書によると、クラウドサービスを一部でも業務に利用している企業の割合は68.7%と高く、前年の64.7%から4%増加しました。従来はオンプレミスが主流でしたが、近年はクラウドサービスの需要が伸びています。
クラウドサービスを現在利用していない企業の中にも「今後利用する予定がある」と回答したところは多く、今後もクラウド市場は伸びていくことでしょう。
このようにクラウドは比較的モダンな技術として注目されている分野であるにもかかわらず、現時点でクラウドを専門的に扱えるエンジニアの数は決して多くありません。そのため、クラウドエンジニアの希少価値は高く、インフラエンジニアより高い年収を得られるというわけです。
クラウドエンジニアの年収に差が出るポイント
ここまで正社員、フリーランスとして働くクラウドエンジニアの年収についてご紹介してきました。
次に、クラウドエンジニアはどのようなポイントで年収に差が出るのかを詳しく見ていきましょう。
- 業務の種類による違い
- 業務工程による違い
- 経験年数やスキルによる違い
- 働き方による違い
- 勤務をする企業の規模による違い
業務の種類による違い
クラウドエンジニアの年収に差が出るポイントの1つ目は、業務の種類による違いです。
一般的に、クラウドエンジニアの業務には下記のようなものが挙げられます。
- オンプレミス環境での業務
- クラウド環境での業務
- ネットワークの構築業務
- オンプレミスからクラウドへの移行業務
クラウドエンジニアの業務はそれぞれで需要が異なるため、年収に差が出てしまうのです。
先述したように、近年はクラウド関連業務の需要が高い傾向にあります。
Amazon Web Service(以下「AWS」)やMicrosoft Azure(以下「Azure」)など、利用率の高いパブリッククラウドに関する専門的な知識を持っているクラウドエンジニアは、高い年収が期待できるでしょう。
コンテナやサーバーレスといった最新技術についても深い知見を持っていれば、より需要の高いクラウドエンジニアとして評価されます。
業務工程による違い
クラウドエンジニアは、業務工程の違いによっても年収に差が出ます。
エンジニア全般にいえることですが、業務工程が上流になればなるほど年収は高くなるものです。
業務工程とは、たとえば以下のようなものがあります。
- 企画
- 要件定義
- 設計・構築
- 開発
- テスト
- リリース
- 運用・保守・監視
上に書かれている工程ほど年収が高く、下の工程ほど年収が低くなります。業務工程が上のものほど「どういった機能を実現したいか」という全体を包括した視点が求められ、高いマネジメントスキルが求められるためです。
クラウドエンジニアの業務においても、設計・構築フェーズは年収が高くなりやすく、保守・監視業務は年収が低くなる傾向にあります。
経験年数やスキルによる違い
クラウドエンジニアにとって、経験年数やスキルによる違いも、年収に差が出るポイントです。
年功序列制度が崩壊しつつある中、経験年数と年収は必ずしも比例するものではなくなりました。重要なのは、どのような業務をどれだけ経験しているのか、という部分です。
とはいえ、エンジニアは技術職であり、長い経験を持っている人ほど高い実績やスキルを保有していることが多いものです。現場で培われた感覚的なものは、座学では身につけられない価値あるスキルといえるでしょう。
そのためクラウドエンジニアは、経験年数が長ければ長いほど年収も上がる傾向にあります。実務経験はスキルの証明となるものなので、需要の高い業務の経験を長く積んでいる人とそうでない人の間で、年収に差が出るのです。
働き方による違い
先述したとおり、クラウドエンジニアは正社員かフリーランスかといった働き方によっても年収に違いが出ます。
正社員クラウドエンジニアは会社に所属して働くという形態のため、固定給と賞与によって年収が決まるのが一般的です。年収を上げるためには昇給や昇進が必要となりますが、そのためには社内評価を上げるなどが必要であり、個人としてできることには限りがあります。
また、個人の努力や実績が年収に直結することは多くなく、大幅な年収アップはなかなか叶いません。
一方フリーランスクラウドエンジニアの場合には、自分の働き方に合った案件を選んで受注できるため、単価の高い案件を選べば高い年収も期待できます。単価がそもそも正社員よりも高く設定されていることから、年収1000万円も視野に入れやすくなるでしょう。
勤務をする企業の規模による違い
正社員として勤務している企業の規模によっても、年収に差が出ることがあります。
企業規模の大きな会社は、安定して高い売り上げを維持できるブランド力や資金力を持っています。そのため、雇用されるクラウドエンジニアの年収も高くなる傾向があるのです。
クラウドエンジニアとして同じ業務をこなしていたとしても、企業規模が大きいほど高い年収を獲得できます。とくに大企業になればなるほど、年収は上がりやすくなるのが一般的です。
【年収1000万円可能!】クラウドエンジニアで高単価になりやすい案件
クラウドエンジニアとして高単価になりやすい案件を、具体的にご紹介しましょう。年収1000万円が可能な案件には、需要の高いAWSやAzureに関する案件、オンプレミスからクラウドへの移行に関する案件などが挙げられます。
AWSの設計や構築
2023年第二四半期における世界のクラウドシェアを見てみると、AWSが30%、Azureが26%、Google Cloud Platform(以降「GCP」)が9%となっています。これら3社だけで世界のクラウドシェアの65%を占めていることになり、その存在感は圧倒的です。
このような状況の中、クラウドエンジニアの案件としては、世界的トップシェアを誇るAWSの設計や構築に関する需要がとくに高くなっています。
AWSに関連した案件は国内でも需要が高まっていますが、AWSに特化したスキルを持っているエンジニアは現状それほど多いとはいえません。そのため、AWSの専門性を持ったクラウドエンジニアは、年収や単価が上がりやすいという傾向があります。
参考:Global cloud services market growth slows to 16% in Q2 2023|canalys
Azureの設計や構築
前項でお伝えしているとおり、AWSに次いで世界的にシェアが高いのがAzureです。近年、AzureはAIや機械学習に関する機能を強化しており、とくに注目が高まっています。
そのため、クラウドエンジニアの案件として、Azureの設計・構築案件も需要が高いものといえるでしょう。そしてAWSと同様、需要に対して専門的なスキルを有しているクラウドエンジニアは数が少なく、年収や単価が上がりやすいという傾向があるのです。
オンプレミスからクラウドへの移行
近年はクラウドへの需要が高まっていることから、オンプレミスからクラウドへの移行案件は需要が高くなっています。
オンプレミスからクラウドへ移行をする案件では、オンプレミス、クラウドいずれの知識も必要です。しかし、どちらのスキルも持ち合わせているクラウドエンジニアは現状少ないことから、希少価値が高く、高単価となりやすい傾向があるのです。
年収1000万のクラウドエンジニアに求められるスキル
年収1000万円を稼げるクラウドエンジニアには、クラウドだけでなく幅広いスキルや知識が求められます。
具体的にどのようなスキルが求められているのかを見ていきましょう。
- クラウドの設計・構築のスキル
- 代表的なクラウドの資格
- オンプレミス設計・構築のスキル
- ネットワーク設計・構築のスキル
クラウドの設計・構築のスキル
年収1000万円のクラウドエンジニアに求められるスキルの1つ目は、クラウドに関する知識・スキルです。
近年ではサーバーとしてクラウドを用いることが多く、パブリッククラウドを扱えるスキルはクラウドエンジニアに必須といえるでしょう。
クラウドサーバーのシェアとして最も多いAWSに関するスキルを身につけていれば、そのほかのクラウドサーバー、たとえばAzureやGCPに関連した案件にも参画することが容易となります。そのため、まずはAWSに関するスキルや資格を習得するのがおすすめです。
当然のことながら、AWSに関するスキルに加えてAzureやGCPのスキルも備えていれば、クラウドエンジニアとしての市場価値はより高まります。
代表的なクラウドの資格
年収1000万円のクラウドエンジニアに求められるスキルの2つ目は、代表的なクラウドの資格に関する知識です。
資格は能力や技術レベルを規格として示すものであり、クラウドエンジニアとしてのスキルを客観的に証明してくれます。そのため、著名なクラウドの資格を持っていればクライアントに高いスキルをアピールでき、信頼獲得も容易となるでしょう。
また資格取得に向けて学習を進める中で、クラウドに関するスキルを体系的・実践的に身につけられるメリットもあります。
なお、アメリカのグローバルナレッジが公表している「稼げる資格ランキング」では、AWSやGCP、Azureなどのクラウド関連資格が上位にランクインしていることが窺えます。
参考:10 TOP-PAYING IT CERTIFICATIONS|global knowledge
AWS認定試験
AWS認定試験は、Amazon公式のAWS資格試験です。
AWSに関する知識やスキル、ノウハウについて確認・認定する試験であり、受験者のスキルや経験に応じたAWSの基礎的知識や専門知識を選べます。
資格の種類としては4段階全12種があり、有効期限は3年間です。
クラウドエンジニアとして案件を優位に獲得するためには、2年以上のAWSクラウドの経験を目安としているプロフェッショナルを取得するのが望ましいでしょう。
参考:AWS 認定|AWS
Google Cloud認定資格
AWS認定資格と同様GCPに関する公式の認定資格が、Google Cloud認定資格です。Google Cloudテクノロジーに関する知識やスキルを証明するものであり、取得することで高い評価や年収に繋がる可能性があります。
Google Cloud認定資格は、レベルに応じて「Foundational」「Associate」「Professional」の3段階に分かれており、「Foundational」と「Associate」は1種類のみ、最も難易度が高い「Professional」は8種類です。
いずれの資格試験も、レベルに応じたGCPやクラウドの知識やスキルが求められます。
参考:Google Cloud 認定資格|Google Cloud
Microsoft Azure認定試験
AWS、GCPと同じように、Azureに関する公式の認定資格です。これは Azureに関する知識やスキルを証明するものであり、クラウドエンジニアとしての技術的・専門的知識を図ることができます。
Microsoft Azure認定試験は、難易度や役割によって4段階9分野に分類されており、代表的なクラウドの資格としては最も細分化されています。
参考:認定資格および試験を見る|Microsoft Learn
オンプレミス設計・構築のスキル
年収1000万円のクラウドエンジニアに求められるスキルの3つ目は、オンプレミス設計・構築のスキルです。
クラウドエンジニアはクラウドサービスの専門的スキルが必要ですが、年収1000万円を稼ぐエンジニアの多くはオンプレミス設計・構築のスキルを持っています。
一般的に、LinuxやWindows、UnixといったOSの運用スキルを身につけることが基本です。とくにLinuxは業務用として多くの企業で使われており、クラウドサーバーの基盤ともなるものなので、必ず習得しておきたいスキルといえるでしょう。
近年はオンプレミスからクラウドへの移行案件も多いので、クラウドエンジニアであってもオンプレミスの知見を身につけておくことで市場価値を高められます。
資格を取得するなら、Linux技術者認定資格が代表的です。レベル1と2は基本レベルなので、業務としてのスキルを証明するのであれば、レベル3を目指して取得しましょう。
ネットワーク設計・構築のスキル
年収1000万円のクラウドエンジニアに求められるスキルの4つ目は、ネットワーク設計・構築のスキルです。
クラウドエンジニアは、業務としてサーバの設計・構築をおこなうことがあるため、ネットワークに関する幅広い知識やスキルを持っておけば、年収1000万円達成に近づけます。
LANやルーターの設定、通信規格プロトコルなどネットワーク全般はもちろん、クラウドエンジニアであればAWSやAzureなどのパブリッククラウドで使用される仮想ネットワークについても理解しておく必要があります。
ネットワークに関する資格を取得するなら、シスコ技術者認定のCCNP Enterpriseが代表例です。シスコ技術者認定は世界基準の資格なので、取得できればクラウドエンジニアとしての評価を高められるでしょう。
年収1000万のクラウドエンジニアになる方法
年収1000万円のクラウドエンジニアがどのようなスキルを持っているのか、詳しくご紹介してきました。
では、実際どのようにすれば年収1000万円を稼ぐクラウドエンジニアになれるのでしょうか。具体的な方法について見ていきましょう。
- クラウドエンジニアの実務経験を5年積む
- 高年収の企業に転職をする
- フリーランスとして独立をする
クラウドエンジニアの実務経験を5年積む
年収1000万円のクラウドエンジニアになる方法の1つ目は、クラウドエンジニアの実務経験を、目安として5年以上積むことです。
エンジニア職は、保有しているスキルやこれまでの経験が年収に直結します。高い年収を目指すなら、とにかく経験を積み、実績とスキルを伸ばすことを意識しましょう。
フリーランスクラウドエンジニアの求人・案件の統計によると、相場単価は経験1年で25万円、経験5年以上では65万円と、経験年数によって非常に幅広くなっています。AWSの実務経験として5年以上を保有しているクラウドエンジニアであれば、年収1000万円超えも夢ではありません。
もちろん実務経験3~4年でも約75万円程度の高単価案件を獲得することは可能ですが、安定して高単価案件を獲得していくためには、実務経験として5年以上が理想といえるでしょう。
高年収の企業に転職をする
年収1000万円のクラウドエンジニアになる方法の2つ目は、高年収の企業に転職をすることです。
すでにお伝えしているとおり、勤務している企業の規模によって会社員クラウドエンジニアの年収には大きく開きが出ます。そのため、年収1000万円を目指すのであれば、企業規模の極力大きい企業へ転職をすることがおすすめです。
ただし、会社員として年収1000万円を超えることは、決して不可能ではないものの、やや難易度が高いことを頭に入れておきましょう。
会社に属する1メンバーとして年収1000万円を超える難易度は高く、目指すのであればマネージャーやテックリードなど高いスキルや経験を有する役職者となる必要があります。
フリーランスとして独立をする
年収1000万円のクラウドエンジニアになる方法の3つ目は、フリーランスとして独立をすることです。
会社員と同じ業務をおこなっていても、フリーランスクラウドエンジニアのほうが年収は高くなる傾向があります。そのためクラウドエンジニアは、フリーランスとして独立することで、年収1000万円を超えるハードルを下げられるのです。
フリーランスのクラウドエンジニアとして年収1000万円を超えるポイントは、以下の2つです。
- 年収が高いエージェントを活用する
- スキルシートを充実させる
高単価案件が豊富なエージェントを活用する
案件を獲得する方法の1つとして、高単価案件が豊富なフリーランスエージェントを活用することも挙げられます。
フリーランスエージェントは、フリーランスとして働く個人に代わって、営業から契約の締結までをおこなってくれるサービスです。希望する案件の紹介やサポートをしてくれるため、独立したばかりで不安を抱えたクラウドエンジニアであっても、高単価案件を獲得できます。会社によっては面談に同席したり、スキルシートの添削サービス、契約処理の代行などをおこなってくれるところも少なくありません。
ただし、フリーランスエージェントによって保有している案件が異なるため、得られる報酬も大きく異なります。年収1000万円のクラウドエンジニアを目指すなら、高収入の案件を保有しているエージェントを活用することがおすすめです。
Relanceでは、月額100万円を超える案件が55%以上と、高単価案件を豊富に取り扱っています。また、契約継続率は92%と非常に高い水準です。
そのほか、リモート案件が70%以上、働き方をサポートしてくれる特典付きなど嬉しいポイントが多いので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
スキルシートを充実させる
案件を獲得する2つ目の方法は、スキルシートを充実させることです。
スキルシートとはエンジニアにとっての職務経歴書であり、これまでに経験してきたプロジェクトや保有するスキル、使用できるプログラミング言語、保有している資格などについて詳細を記録した書類を指します。
スキルシートの充実度によって、フリーランスエージェントが紹介してくれる案件は異なります。また、企業側が自分に興味を持ってくれるかどうかもスキルシートで判断されるケースが多いです。
魅力的なスキルシートを作成し、高単価案件の獲得に役立てましょう。
55%以上が月額100万円以上!
まとめ
クラウドエンジニアは、世界中の企業がクラウド化を推進する世の中にあって需要が高く、年収1000万円を目指すことも十分に可能な職種です。
クラウド分野だけでなく、オンプレミスやネットワークなどに関する幅広い知識やスキルを持っていれば、市場価値が高く、希少価値のある人材として高く評価されるでしょう。
とはいえ、会社員クラウドエンジニアとして年収1000万円を達成するのはやや難易度が高いため、フリーランスとして独立し、エージェントを活用することがおすすめです。フリーランスクラウドエンジニアとして高単価案件を獲得したいと考えるなら、Relanceまでお気軽にご相談ください。
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