大事なのは、どれだけプロダクトへの愛情と責任を持てるか

Intoroduction

エンジニア目線で案件を分析し、フリーランスエンジニアに適正な価格で「いい案件」を紹介する Relance(リランス)です。

今回もRelanceとパートナーシップを結ぶエンジニア、Y.Mさん(40代男性)と担当キャリアアドバイザー井出との対談をインタビュー形式で掲載します。

今回は……

・自然に辿り着いた、「フリーランス」という選択
・期待に応え続けるということ
・今後もフリーランスとして生き抜くには

を中心にお話いただきました。

Sさん
エンジニア歴9年

【経歴】
ゲームが好きだったことから、ネット記事を参考にサーバ構築し、IT業界に興味を持つようになる。大学卒業後は、システム開発会社に新卒入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタート。Javaを中心に基幹システムや決済サービス等のプロジェクトを経験。2020年にフリーランスに転身し、現在はJava、Kotlinで、ECサイトの刷新とクラウド経営管理システムの開発に携わっている。

さらに視野を広げるため、フリーランスに

どんな背景からフリーランスに転身されたのでしょうか?

Sさん:大きな理由は、様々な会社のプロジェクトを通して開発手法や技術を学びたいという想いでした。正社員時代に感じたのが、ずっとプロジェクトやプロダクトに携わっていると、そこでスキルが止まってしまうような気がして。自分に刺激と変化を与え続けて成長できる環境に身を置きたいと思いました。

井出:確かに変化って大事ですよね。一方で、新しい技術に触れる=キャッチアップし続けなきゃいけないと思いますが、そこは苦労されたのでしょうか?

Sさん:新しい技術を学ぶのは好きですし楽しいので苦ではなかったです。Udemyで勉強したり、その技術に長けた友人と一緒にアプリを作ってみたりしながらキャッチアップしていました。ただ、案件が変わるごとにドメイン知識を覚えるのは大変でした。

技術思考が高い環境での新たな挑戦と苦悩

現在、Relance経由(週3日)と他社エージェントさん経由(週5日)で計2案件対応されていますが、どのように両立されているのか1日のスケジュールを教えてください。

Sさん:日によって変動はありますが、週5日案件が9-12時と18時-20時、週3日が13-18時で対応しています。

井出:時間を分けて対応されているんですね。ここからは現在Relance経由で参画いただいている案件についてお聞かせください。2024年7月でちょうど1年になりますが、どんなところに苦労しましたか?

Sさん:技術志向の高い方がとても多いので、技術面での大変さもありますが、ドメイン知識のキャッチアップに苦労しました。経営管理SaaSなので、会計やお金まわりの知識理解が必要でした。さらには、経営数字を扱うので、プログラムの正確性をより求められるのでその点も大変でした。開発の話だと、本案件で初めてアジャイル開発に挑戦したのでウォーターフォール開発とのギャップはありました。より主体性を求められますし、技術力の高い方ばかりなので、置いていかれないようにするのに最初は苦戦しました。故に、日中(13-18時)は本案件に注力しています(笑)

井出:Sさんにとってチャレンジングな案件だったのですね!大変なこともある一方で、本案件だからこそ得られたことや良かったことはありますか?

Sさん:主に二つあります。一つは新しい言語に触れられたことです。今までずっとJavaで開発をしてきたのですが、本案件ではKotlinを使うので、新しい言語を習得できるのは大きなメリットでした。二つ目は先ほどの通り、アジャイル開発を経験できたことです。アジャイル開発によって、「プロダクトをもっとこうした方がいいんじゃないか?」というコミュニケーションが増えますし、改善提案が上から下りてくるのではなく、開発チームのエンジニアからボトムアップで出てくることが多いですね。これは本案件の企業のカルチャーもあるかもしれないですが、「どうしたらよりいいプロダクトを作れるか?」をチームでとことん考える風土があるので、当事者意識を強く持って開発できており勉強になっています。

井出:プロダクトや技術にかける想いが強い企業様ですよね。絶対キャリアにプラスになると確信はありましたが、Sさん自身が成長できると思っていただけて嬉しいです。

フリーランスとして活躍し続けるために

Sさんが考える、優秀なフリーランスとはどんな人でしょうか?

Sさん:責任感が強い方は動きが早いですよね。プロダクト開発で何か問題が起きたとき、社員の方は自社のプロダクトなので「やばい、早く直さなきゃ」とすぐに動くと思うんですが、フリーランスの中には、プロダクトへの愛情が薄い場合もあると思ってて。でも、そうじゃなくてプロダクトに愛情と責任を持っている人は、些細なことでも気になれば調べて日頃から改善提案したり、スピーディに解決ができると思うんです。やっぱり、そういうフリーランスは重宝されますし、優秀だなって思います。

井出:確かに、プロダクトへの想いは取り組みにも繋がっていきますよね。改めて、フリーランスにはどのようなスキルが求められると思いますか?

Sさん:やっぱり責任を持ってプロダクトに関われることだと思います。その想いが、ドメイン知識の理解や日々のアウトプットに繋がっていくと思うんですよね。あと、フリーランスは即戦力なので技術力は当然のことながら、プラスでどんな価値提供ができるかが重要だと思います。また、技術力はあって当然と言いましたが、そのためには学び続ける努力が必要です。どんどん新しい技術が出てくるので、キャッチアップし続けなきゃなと。

井出:価値提供をし続けることはとても大事ですね。我々としては、できる限りのバックアップをさせていただき、案件に集中できる環境を提供できるよう努めます。

本日はインタビューのお時間をいただきありがとうございました!

編集後記
今回は、Relance経由の案件でご活躍いただいているSさんにお話を伺いました。
技術や開発手法の幅をさらに広げていきたいという想いから、フリーランスに転身したSさん。定期的にコミュニケーションを取る中で、参画先のプロダクトやチームに対する愛情を感じるシーンが多くありました。そういった想いがあるからこそ、企業様からも高い評価をいただき、1年以上と長期でのご活躍にも繋がっているのだと改めて感じました。
今後もSさんのキャリアに少しでも価値提供できるよう、Relanceとしてご支援をしていきたいと思います。

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