フリーランスのJavaScript案件はどのようなものがある?年収や実例も紹介!
2022年11月16日
最近、フリーランスでプログラムエンジニアをしている方が増えてきました。
フリーランスは、企業の就業規則に従う必要はなく、自由に仕事ができるので、人気がある労働スタイルになってきています。
パソコン一台あればどこでも仕事ができるのも、フリーランスエンジニアが注目されているポイントの一つです。
ここでは、フリーランスの月収や実情、とくにJavaScriptを専門に扱うフリーランスエンジニアの実態について解説していきます。
この記事を読めば、JavaScriptを専門に扱うフリーランスエンジニアに関する概要を理解することができるでしょう。
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
目次
フリーランスが知っておくべきJavaScript案件の最新動向
ここでは、フリーランスが把握しておくべき、JavaScript案件の動向について解説します。
JavaScript案件の動向を知っておけば、これからフリーランスで仕事をする時に役立つことでしょう。
案件数
フリーランススタートというエンジニア向けお仕事紹介サイトで、JavaScript案件を調査してみると、2022年10月現在では、21000件程度あり、求人が豊富にあることが分かります。
仕事の内容を見てみると、JavaScriptを開発言語としたWEBサイト制作、サイトのリニューアル、アプリ開発などのお仕事が多いようです。
JavaScriptは、世界的な視点に立ち、pytonやjavaなどと比較しても現在注目を浴びている言語の一つと言って良いでしょう。
今後もJavaScript言語を扱えるエンジニアの需要は増加していくことが予想されます。
報酬額
フリーランススタートで報酬額を調査してみると、週5日就業で、月収50〜120万円程度と幅があります。
ちなみに、Relanceの掲載案件から算出した平均年収は1,075万(平均単価89万6,000円/月)となっており、各社平均よりも高い金額になっています。
今は、IT業界の働き手が不足しているため、高いスキルを持ったエンジニアが足りていません。
質の高いプログラムを作成することができ、協調性やコミュニケーション能力もある程度のレベルを持っていれば、フリーランスエンジニアとして活躍することはそう難しいことではありません。
また、JavaScript言語を扱う案件はこれからも増加することが予想されます。
そのため、JavaScript言語で開発を進められるエンジニアの需要は無くなることはないでしょう。
JavaScriptでプログラミングができるエンジニアは将来性があるので、安心してスキルアップに励んでいただければと思います。
働き方
フリーランスの働き方は、さまざまな時間調整をすることが可能です。基本的にその作業に対して発生する報酬をもらうというスタイルがフリーランスの働き方の原則です。中には月収換算されることもありますが、それは例外的なものです。
なので、納期さえ守っていれば、週2日しか働かなくても、成果が出ていれば、クライアンからとやかく言われることはありません。
フリーランスエンジニアの大きなメリットは、働く時間を自由に設定できる点です。
会社員のように、週5日間きっちり働かなくても、納品さえしっかりしていれば、自由に時間を使えます。
ただし、フリーランスの場合、時間のマネジメントがしっかりできなければなりません。
また、その仕事にどの程度の作業時間が必要か、できるだけ正確に把握できるスキルが必要になります。
そのため、エンジニアとしての経験が浅い方が、いきなりフリーランスとして活躍することは難しく、フリーランスエンジニアとしてやっていく為には、はやりある程度の経験が必要となります。
参考サイト
https://freelance-start.com/jobs?&keyword=javascript&skill=8
https://itpropartners.com/blog/14232/
https://engineer.emilee.jp/skill/javascript
https://itpropartners.com/blog/14232/#JavaScript-3
ここでは、実際に募集しているjavascript言語を扱えるフリーランスエンジニア向け案件を紹介します。
フリーランスエンジニアの方で、実際にお仕事を請け負いたいと考えている方の参考となれば幸いです。
【実例】フリーランスのJavaScript案件を紹介!
ここでは、実際に募集しているJavaScript言語を扱えるフリーランスエンジニア向け案件を紹介します。
フリーランスエンジニアの方で、実際にお仕事を請け負いたいと考えている方の参考となれば幸いです。
Relanceの実際の案件例を紹介
■職務内容
BtoC向けのモバイルアプリ開発・設計・運用
■開発環境
ReactNative、 JavaScript、Java、Objective-C、Swift
■想定単価: 90万円 ~ 150万円
■必須スキル:
・ReactNativeによるアプリ開発の実務経験(1年以上)
・SQLによるデータベース操作の実務経験
■働き方
フルリモート
■週稼働日数
3 ~ 4日/週
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■職務内容
デジタルコンテンツ管理プラットフォームの開発・運用プロジェクト
■開発環境
javascript、LESS、React、Sass、Linuxなど。
■想定単価: 80万円 ~ 90万円
■必須スキル:
- HTML・CSS・JavaScriptによる開発経験3年以上
- Sass/Less/SCSSいずれかの経験必須
- 待ちの姿勢にならず能動的にコミュニケーションをとれること
- 報連相がしっかりできる人
- 1~2ヶ月に1回ほど品川に出社できること
■働き方
フルリモート
■週稼働日数
5日/週
JavaScriptを扱うフリーランスに将来性はあるのか?
JavaScript言語を学ぶ上で気になるのは、JavaScriptでフリーランスとして活躍できるかどうかということですが、それに関しては心配することはありません。
JavaScriptを扱うフリーランスの需要は今後も増えることが予想されます。
その理由は以下の3つです。
ほぼ全てのWEBサイトにJavaScriptが利用されている
JavaScript言語はほぼ全てのWEBサイトやWEBサービスで利用されています。また、動的なサイト表示に長けており、現代のトレンドをなぞっているという特徴があります。
JavaScript言語の需要は今後もますます加速していくと思われます。
WEBアプリでの利用範囲が広い
WEBアプリケーションにおいて、フロントエンド、バックエンド両方で利用することができます。
また、javaやPHPなど他の言語と組み合わせて運用できることに加え、JavaScript言語単独でのアプリケーション制作も進めることが可能で、汎用性の高いプログラミング言語となっています。
フレームワークや情報量が豊富
JavaScript言語は、プログラミングの枠組みとなるフレームワークや、コードパターンを集めたライブラリが豊富に揃っており、1からアプリケーションを制作するよりも、断然開発効率が高いというメリットがあります。
プログラム作業が容易くなるため、JavaScript言語への需要がこれからも高まることが見込まれます。
また、その汎用性の高さから、さまざまなシステムで利用されているため、例えばシステム上のエラーが発生しても、インターネットでその対策を簡単に調べられたり、プログラマー同士でアドバイスをしやすかったりします。
これらの理由から、今後もJavaScript言語の需要は増加することが予想され、当然フリーランスとして生計を立てることにも問題はないでしょう。
フリーランスが高単価なJavaScript案件を獲得する方法
ここでは、フリーランスエンジニアが高単価のJavaScript言語を扱った案件を獲得する方法をご紹介します。
商流の浅い案件に参画する
フリーランスが高単価なJavaScript案件を獲得する方法として、商流の浅い案件を探すことがあげられます。
商流が浅いとは、その仕事の発注者と受注者の間に入る企業が少ないという意味です。
つまり、商流が浅いというのは下請け会社が少ない、あるいは下請け会社を挟まないことを意味します。
下請け会社が入れば入るほど、商流が深い形態となり、マージンを取られることにつながり、末端の作業者への報酬が少なくなります。
そこで、できるだけ発注者に近い商流の浅いポジションで仕事を受注できれば、高単価なJavaScript案件を獲得できることにつながります。
モダンなフレームワークやライブラリのスキルを身に付ける
次にフリーランスが高単価なJavaScript案件を獲得するための方法としてあげられることは、モダンなフレームワークやライブラリのスキルを身に付けることがあげられます。
そもそもフレームワークとは、JavaScriptを使用してシステムやアプリケーションを開発するための土台を構築するソフトウェアのことを指します。
つまり、共通するそれぞれのプログラミング言語に機能性を持たせて制作した骨組みや枠組みのことを意味します。
フレームワークをしっかり活用することで、プログラムの記述量を大幅に削減できるので、作業量の圧縮と時短につながる仕組みとなります。
フレームワークを上手く利用すれば、経験が浅いエンジニアでも、セキュリティの担保されたアプリケーション開発を進めることができるでしょう。
また、フレームワークと良く 似たものとして、「ライブラリ」というものがあります。
フレームワークはアプリケーション開発の土台を形成するのに対して、ライブラリは言わば部品を再利用するように、ある一定の機能をもったプログラム群を集めたものです。
これらフレームワークやライブラリを巧みに利用すれば、アプリケーションやシステム開発の制作工数を大きく削減することができ、プログラムエンジニアとして、レベルアップできることになります。
UI/UXの知識を身に付ける
次にフリーランスが高単価なJavaScript案件を獲得するための方法としてあげられることは、UI/UXの知識を身につけることです。
UIとは、ユーザーインターフェース(User Interface)のことです。
つまり、システムを操作する時に使うデバイスのことです。
UIには、CUIとGUIの2種類があります。
CUIとは、Character User Interfaceのことを意味し、システムの操作を、キーボードによるコマンド入力で行う仕組みのことです。
一方、GUIはGraphical User Interfaceといい、文字通り画像上で、システムの操作を行うもので、代表的なものに、ウィンドウズやアップルOSなどがあります。
これとは別にUXという概念もあります。
UXとはUser Experienceのことで、ユーザーが商品やサービスから得れられる経験や体験などを示します。
WEBサイトであれば、サービスの質に関わる部分がUXになります。
例えば、WEBサイトの対応が丁寧であったり、WEBサイトの文字フォントが綺麗で読みやすかったり、といった体験がUXに含まれます。
このように、UIやUXが優れたシステムやアプリケーションの方が、市場価値が高くなることは明白でしょう。
つまり、UIやUXについてきちんと学んだプログラムエンジニアの方が重宝されることが予想できます。
UIやUXをきちんと学び、より付加価値があるアプリケーションやシステムの制作を進めることができれば、高単価な案件を受注することにもつながります。
要件定義・設計のスキルを身に付ける
最後にフリーランスが高単価なJavaScript案件を獲得するための方法としてあげられることは、要件定義や設計スキルを身につけることです。
要件定義とは、システムやアプリケーションの開発において、機能や性能を予め設定する作業のことで、システム開発の上流工程を意味します。
要件定義は、文書化され、要件定義書としてまとめられることが多く、クライアントとの折衝を重ねることで、そのシステムやアプリケーションの詳細を定義していくことを目的としています。
また、要件定義と併せて、設計スキルを身につけることも、高単価なJavaScript案件を獲得するために重要です。
設計はシステムやアプリケーションの上流工程であり、基本設計と詳細設計に分類されます。
基本設計とは、要件定義から基本的な設計と骨組みを制作する工程です。
また、詳細設計とは、基本設計を元に、一つひとつの詳細なプログラムを設計することを示します。
要件定義と設計スキルを併せて身につけることで、自己アピールできる要素が多くなり、より高単価なJavaScript案件を獲得することにつながるでしょう。
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