フリーランスのJava案件はどのようなものがある?年収や実例も紹介!

「Java」は、ITの様々な分野で活用されてきた、汎用性と需要のあるプログラミング言語として知られています。Javaを身につけたエンジニアの方も多いでしょうが、中にはフリーランスエンジニアとして独立を検討されている方も多いかと思います。

この記事では、フリーランスエンジニア向けのJava案件の最新動向として、案件数や報酬額をご紹介します。また、需要が高いとされているJavaの将来性や、高単価の案件を獲得するための方法についても解説します。

フリーランスが知っておくべきJava案件の最新動向

フリーランスエンジニアとして独立を検討する際には、自分が得意としている言語の案件数や報酬の相場など、動向に気を配らなければなりません。まずは、Java案件の最新動向について解説します。独立の際の参考にしてみてください。

案件数

まず、Javaの案件数についてご紹介します。フリーランスエンジニア向けの求人サイト「フリーランススタート」では、Javaの案件は「45342件」紹介されています(2022年10月24日現在)。これは、同サイト内で紹介されているプログラミング言語の中では最も多く、需要の高さが分かります。

最新動向として、Java案件は非常に数が多いため十分なスキルさえあれば、仕事を獲得することはそれほど難しくはないでしょう。もちろん、求人サイトによって案件数は異なる場合があるので、必ず複数のサイトやエージェントを活用して検討しましょう。

報酬額

案件数の他に気になるのが報酬額でしょう。いくら案件が多くても、報酬額が極端に安ければ割に合いません。ここでは、Java案件の報酬額についてご紹介します。

フリーランスエンジニア向け求人サイト「フリーランススタート」では、Java案件の平均月額単価は「62.4万円」、最高月額単価は「200万円」でした(2022年10月24日現在)。同サイトでは、案件全体の平均月額単価は「64万円」とされています。そのため、Javaの案件の報酬額は平均よりも若干低いことになります。

また、RelanceではJavaの平均月額単価は80万円〜120万円とされています。「フリーランススタート」の平均月額単価と比べると、より高単価の案件が多いことが分かります。

Javaは案件数が多いためエンジニアも多く、希少性が低いため、報酬額はそれほど高くはないようです。もちろん、求人サイトやエージェントによっては、平均額が上がる場合もあります。Relanceのように、高単価な案件を紹介してもらえるサービスを積極的に利用しましょう。

働き方

Javaに関して、常駐の案件とリモート案件の比率はおよそ8:2程度です。「フリーランススタート」では、常駐の案件が約33000件、リモート・在宅の案件がおよそ10000件程度と、常駐の案件の方が多くを占めています。

案件の種類としては、プログラマー募集の案件以外に、プロジェクトマネージャー募集の案件、クラウド関係の案件などがあります。Javaは幅広い分野で使われているだけに、フリーランスエンジニア向けの案件内容や働き方も多岐にわたります。

参照:Javaのフリーランス求人・案件|フリーランススタート

【実例】フリーランスのJava言語案件を紹介!

Relanceの実際の案件例を紹介

■職務内容

複数ある自社サービスの設計開発をご担当いただきます。

仕様策定、要件定義や設計、開発、テスト、運用などこれまでのご経験と今後のキャリアビジョンなどを踏まえて最適なポジションにアサインさせていただきます。

■開発環境

〈バックエンド〉

・Java(Spring、SpringBoot)・Go・Python

〈フロントエンド〉

・JavaScript(TypeScript, Angular2〜)・HTML5・CSS3(Sass)

〈環境〉

・Eclipse・IntelliJ・Visual Studio Code

〈コンテナ技術〉

・Docker

〈ソースコード管理〉

・GitLab

〈データベース〉

・Cassandra・Elasticsearch・Redis・CloudSQL

〈クラウドサービス〉

・GCP

〈その他〉

・Jenkins・CI

■単価

60〜80万円

■必須スキル:

  ・Javaでの開発経験をお持ちの方(要件定義、外部設計、内部設計など上流工程の経験をお持ちの方は歓迎しています)※目安3年以上

  ・ウォーターフォール開発の基礎知識をお持ちの方

  ・Springフレームワークの使用経験をお持ちの方

・歓迎スキル:

・販売管理システム/SCM系システムの経験をお持ちの方

■働き方

 完全フルリモート

■週稼働日数

5日/週

Javaを扱うフリーランスに将来性はあるのか?

Javaをめぐる最新動向として、報酬額は平均よりもわずかに低いものの、案件数は他のプログラミング言語に比べて圧倒的に多いことが分かります。それでは、Javaを扱うフリーランスエンジニアの将来性はどうなることが予想されるのでしょうか。結論から言えば、Javaの将来性は比較的明るいことが予想されます。

大きな理由として、大規模案件を中心にJavaの需要が非常に高い点が挙げられます。Javaは1990年代に開発されて以降、様々な分野で利用されてきました。汎用性が高く、あらゆる分野で開発ができるJavaは、Webアプリや組み込みシステム、業務システムやAndroidアプリなど、幅広い分野で活躍しています。

今後も、特に安定した開発を求める大企業や公的機関を中心に、Javaを使った開発は行われていくことが予想されており、近年需要を伸ばしているスマホアプリの市場でもJavaは重宝されることが想定できます。もちろん新規開発だけでなく、既存のシステムの改修や多言語へのリプレイスの際にもJavaのスキルは大きく役立ちます。

案件数が多く需要もあるため、将来性については期待が持てますが、エンジニアの数も多く希少性が低いという点は気になります。Javaを扱うフリーランスエンジニアとして長く活躍するためには、Java以外のスキルを身につけて市場価値を高める意識も大切です。

hhtps://relance.jp/blog/122-the-future-of-java/

フリーランスが高単価なJava案件を獲得する方法

それでは、Javaを扱うフリーランスエンジニアが高単価な案件を獲得するには、どうすれば良いのでしょうか。Javaは平均よりも報酬額が低いとされているため、高単価な案件を狙うテクニックも大切です。ここでは、高単価なJava案件を獲得する方法を4つご紹介します。

hhtps://relance.jp/blog/0019_how-to-stably-acquire-freelance-projects/

商流の浅い案件に参画する

1つ目の方法は、「商流の浅い案件に参画する」というものです。「商流が浅い」とは、案件と発注元との間に仲介企業が少ない状態を指します。多重下請け構造が主流のIT業界においては、4次請けや5次請けの案件も多数見受けられます。4次請けのような「商流の深い」案件ほど、報酬が低くなる傾向にあるため、高単価の案件を目指すにはより「商流の浅い」案件を狙うというのが基本的なテクニックになります。

もちろん、十分なスキルが無ければ商流の浅い高単価の案件に参画することは難しいでしょう。スキルを高めながら、より高単価な案件への参画にチャレンジしましょう。

要件定義・設計のスキルを身に付け上流工程の案件に参画する

2つ目の方法は、「上流工程の案件に参画する」というものです。Javaに限らず、一般にプログラミングを担うプログラマーよりも要件定義や設計を担うSEの方が報酬が高くなる傾向にあります。Javaを扱うフリーランスの場合にも、上流工程を扱う案件の方が高単価になりやすいため、上流工程のスキルを身につけることが大切です。

要件定義や設計といったスキルは、経験が浅い内はなかなか経験できないものです。チャンスを見つけてチャレンジし、スキルの習得を目指しましょう。

ハイレベルな資格を獲得する

3つ目の方法は、「ハイレベルな資格を取得する」というものです。フリーランスエンジニアは、案件獲得の際に自身のスキルレベルを客観的に証明しなければなりません。「開発経験3年」といった形で、職歴を示すこともできますが、どの程度のスキルが身についているのかを証明するのが難しい場合もあります。

自身でオリジナルアプリの開発等がある場合は、それをポートフォリオとして提示することもできます。しかし、客観的に自分のスキルレベルを証明する他の方法として、資格の取得があります。

Javaに関して言えば、「Oracle認定Javaプログラマ」や「Javaプログラミング能力検定」などが専門的な資格として知られています。Javaに特化した資格以外には、「システムアーキテクト」や「プロジェクトマネージャ」など、IT全般に関わる上流工程・リーダー職の資格も持っていると役に立つでしょう。

アジャイル開発の経験を積む

4つ目の方法は、「アジャイル開発の経験を積む」というものです。「アジャイル開発」は、計画からテストまでのサイクルを短いスパンで繰り返す開発手法で、近年多くの現場で主流になりつつあります。スピーディーな開発ができるため、特にベンチャーなどで採用されている開発手法です。

Javaに関しても、以前は大規模システムを中心にウォーターフォール型の開発が主流でしたが、近年はアジャイル開発の案件が増えています。今後もアジャイル開発の案件は増えることが予想されるため、経験を積んでおくことをおすすめします。

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