フリーランスは資格を取ると稼げる?職種別おすすめの資格や勉強方法を紹介
2022年12月6日
フリーランスとして活動する際の案件の獲得や単価の向上などを目的とし、アピールポイントとなる資格の取得を検討している方もいるのではないでしょうか。資格取得は、ほかのフリーランスとの差別化やスキルの証明などに役立ちます。
本記事では「職種別フリーランスにおすすめの資格」について解説していきます。
フリーランスが資格を取得するメリットや職種別のおすすめな資格、効率的な勉強方法などもご紹介していますので、資格取得を検討しているフリーランスの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
フリーランスが資格を取るとさまざまなメリットがある
フリーランスに資格は必ずしも必要ではありませんが、資格を保有していたほうが有利に働くケースがあります。
そもそも資格を保有していなくても、獲得できる案件は複数あるでしょう。しかし、資格を保有していたほうが、自身のスキルの証明には有効です。
発注者は、スキルが高く高品質かつスピーディーに仕事をおこなうフリーランスに仕事を依頼したいと考えますが、過去取引がない場合は判断が困難です。その点、資格は客観的にスキルを評価したものなので、案件獲得や単価交渉が有利になります。
資格取得には、複数のメリットもあります。たとえば、以下のようなものです。
- さらなるスキルアップにつながる
- より高単価な案件を受注できる可能性が高まる
- 他のフリーランスとの差別化に役立つ
ここからは、フリーランスが資格を取得するメリットについて、詳しく見ていきましょう。
スキルの証明に役立つ
クライアントがフリーランスエンジニアに仕事を依頼する場合、能力や実績などを参考にして判断します。能力や実績を可視化するのは難しい部分もありますが、資格があればクライアントに対してスキルの証明が可能です。資格を見せるだけで、エンジニアとしてどれだけの能力やスキルがあるのかを正確に伝えられます。
さらなるスキルアップができる
資格を取得するために勉強をすれば、これまで知らなかった知識を得られます。知識の偏りも解消されるため、エンジニアとしてのスキルアップにもつながるのもメリットです。 手をつけたことのない分野の資格を取得すれば、新しい知識とスキルを身に付けられます。新たな知識とスキルを元に受けられる案件の幅が広がれば、好循環を期待可能です。
より良い案件を受注できて実務に活かせる
フリーランスエンジニアが資格を取得すれば、さらに条件が良い案件を受注できます。資格により、新規案件を受けやすくなり、実務にも活かせるでしょう。 条件の良い案件が獲得できれば生計も安定するため、安心して仕事に集中できるようになります。
ほかのフリーランスとの差別化に役立つ
ほかのフリーランスとの差別化に役立つことも、資格を取得するメリットの1つです。
同じスキルを保有しているなど条件が同じフリーランスであれば、資格を持っていたほうが発注者から好感触を得られる可能性が高まるでしょう。業務を依頼するフリーランスを検索・選択などする際に、プロフィール欄の資格は発注者が注目する項目の1つです。
資格を保有していれば専門性が高いと判断され、保有していないフリーランスとの差別化がはかれます。とくに、難易度の高い資格や別領域・専門領域の資格を持っていれば、高評価を受けられる可能性が高まるはずです。
フリーランスのIT業種全般におすすめの資格5選
IT業種全般向けにおすすめの資格は、以下の5つです。
国家資格|基本情報技術者
基本情報技術者はIPA(情報処理推進機構)が実施している国家試験で、ITに関する幅広い知識が求められる資格です。具体的には、ネットワークやプログラム、コンピューター、サーバーなどハードウェアからソフトウェアまでの理解が求められます。
基本情報技術者はエンジニアの登竜門であり、一般企業でも認知度の高い資格です。 エンジニアとしてキャリアをスタートする上で取得しておきたい資格で、フリーランスエンジニアが取得すればクライアントからの信頼も得やすくなるでしょう。
難易度が高い試験ですが、案件獲得に役立つ資格です。しっかりとした基礎を身に付けられるため、その後の応用力の幅を広げるためにも効果を発揮します。
国家資格|応用情報技術者
応用情報技術者はIPAが実施している国家試験であり、基本情報技術者のワンランク上の資格と位置付けられています。
基本情報技術者よりも幅広い分野の理解が必要な資格であり、技術面はもちろんマネジメントや経営戦略などの知識も問われます。
エンジニアとしてのレベルアップを図るために役立つ資格で、資格を取得すれば現場で高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。基本情報技術者よりも難易度の高い試験であるため、資格を取得すれば、案件獲得のための大きなアピール材料になります。
国家資格|システム監査技術者
システム監査技術者はIPAが実施している国家資格で、監査対象から独立した立場に立って情報システムや組み込みシステムを監査する役割を果たすための資格です。
システム自体やシステムの企画・開発・運用・利用・保守などに関する、幅広く深い知識が求められます。 情報システムに関連するリスクを分析して、コントロールの点検・評価・検証を行えるため、監査人や情報システム責任者を目指すエンジニアにおすすめの資格です。
国家資格の中でも最難関レベルの試験で、監査人や情報システム責任者としての知識があるとアピールできるため、フリーランスエンジニアが取得していればクライアントからの信頼を高められます。
ベンダー資格|ITILファンデーション
ITILファンデーションは、180の国と25の言語で試験を実施している国際的な資格です。ITILとは、「Information Technology Infrastructure Library」の略で、ITサービスマネジメントの成功事例をまとめた書籍群を言います。
ITサービスマネジメントとは、サービス利用者の目線に立ってITサービスの運用を行い、品質向上を図って顧客満足度を高めるためのマネジメントです。ITILには成功例が集められているため、資格を取得していれば効果的なITサービスマネジメントの実施が期待できます。
国内でのITILファンデーション試験は、PeopleCert(ピープルサート)によって受験可能です。ITマネジメント業務に携わりたい人向けの資格なので、フリーランスエンジニアが取得すれば中長期的な案件を獲得できるでしょう。
ベンダー資格|Microsoft認定資格
Microsoft認定資格とは、マイクロソフト製品に関する知識や技術を認定する世界共通の資格です。資格には多くの種類があり、「レベル別」「製品別」「役割別」で分かれています。
目指したい分野や現在のレベルに応じて、必要な資格を選んで受験しましょう。 単一の試験に合格すれば取得できる資格と複数の試験に合格しなければ取得できない資格があるため、受験の際は注意が必要です。
マイクロソフト製品を導入している企業は多く、世界共通の資格でもあるため、フリーランスエンジニアが取得すると専門家としての信頼性を高められます。まずは基本認定から資格を取得して、市場価値を高めるのがおすすめです。
フリーランスエンジニアにおすすめの資格
続いて、フリーランスエンジニアにおすすめの資格をご紹介します。
エンジニアと一言でいっても複数の種類があるため、以下の項目に分けて見ていきましょう。
- サーバーサイドエンジニア
- インフラエンジニア
- セキュリティエンジニア
- クラウドエンジニア
- AI系エンジニア
- プロジェクトマネージャー
各フリーランスエンジニアにおすすめの資格を具体的にご紹介するので、エンジニアの方はぜひ自分のおすすめ資格をご確認ください。
サーバーサイドエンジニアにおすすめの資格3選
サーバーサイドエンジニア向けの資格は以下の3つです。
1.国家資格|システムアーキテクト試験
システムアーキテクト試験はIPAが実施している国家試験で、ニーズに合わせて情報システムのグランドデザインを設計して完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適の資格と位置付けられています。
取得するには豊富な業務経験と的確な分析力が必要です。 高度IT人材として確立した専門分野を持ち、情報システムやIoTを利用したシステム開発に必要となる要件の定義、実現に必要なアーキテクチャの設計などを担当する人材として活躍できます。
情報システムにおいては、開発の主導も可能です。 スキルレベルが最大のレベル4に設定されている難易度の高い試験です。フリーランスエンジニアが取得していると社会的な評価が上がり、エンジニアとしての市場価値を高められるでしょう。
ベンダー資格|PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験とは、サーバーサイドプログラミング言語であるPHPに関する専門知識やスキルを評価する目的で行われる試験です。
試験は「初級」「上級・準上級」「ウィザード」の3つのレベルに分かれていて、自分の目指すレベルに合わせて試験が受けられます。 初級はPHPプログラミングの基本知識を問う内容になっているため、IT企業への就職を目指す人やWebデザイナー・プログラマーを目指す人などにおすすめです。
「上級・準上級」はPHPの言語仕様や実用的なプログラミングテクニックに関する知識を問う内容になっています。 レベルに合わせて資格が取得できるので、経験があまりないフリーランスエンジニアでも取得しやすい点でおすすめです。
ベンダー資格|Oracle MASTER
Oracle MASTERはオラクル社が提供している資格で、オラクルデータベースに関するスキルを評価します。Oracle MASTER「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4段階のレベルがあり、体系的にスキルが身に付けられるのがメリットです。
「ブロンズ」はオラクルデータベースの基礎的な内容になっており、「シルバー」は日常的な運用管理や基本的なSQLに関するスキルなど、レベルが上がるごとに高度なスキルが身に付けられる仕組みです。
データベースを得意分野としているフリーランスエンジニアにおすすめの資格で、高いレベルの資格を習得していると、体系的なスキルを持っている人材としてクライアントにアピールできます。
インフラエンジニアにおすすめの資格3選
インフラエンジニア向けの資格は、以下の3つです。
1.国家資格|ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、IPAが実施している試験です。国家資格で、ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広い知識が求められます。
目的に合わせた大規模で堅牢なネットワークシステムの構築や運用の知識が学べるため、インフラエンジニアやネットワークエンジニアを目指す人は取得を検討したい資格です。 資格を持っていると、情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割が果たせる人材であるという証明になります。
情報システムの企画や要件定義・開発・運用・保守に対しての技術支援も行えるため、フリーランスエンジニアが取得していると高い技術力のアピールとなり、案件獲得へとつながる資格です。
2.ベンダー資格|シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、シスコシステムズ社が実施している試験です。シスコシステムズ社は、世界最大のコンピューターネットワーク機器開発会社であり、ネットワークシステム業界の最大手です。
試験は「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」のレベルに分かれているので、レベルに合わせて受験しましょう。 シスコ技術者認定の資格を持っていると、シスコシステムズ社の製品に関する技術力を持っている証明になります。
合わせてネットワークの基礎技術がある証明にもなる資格です。多くの企業がシスコシステムズ社の製品を導入しているので、フリーランスエンジニアがシスコ技術者認定を取得すれば多くの案件の獲得に繋がります。
3.ベンダー資格|LinuC
LinuCはLinuxに関する知識やスキルを測る資格です。Linuxは世界で最も普及しているオープンソースのオペレーティングシステムで、無料で利用できるため導入している企業が多く見られます。
LinuCにはレベルが1から3まで3段階あり、難易度が高いのはレベル3です。 レベル1でLinuxサーバーの構築・運用に関する知識を得て、レベル3まで進むとLinuxのみではなくオープンソースのリテラシーやシステムアーキテクチャまで身に付くようになっています。
クラウドサービスなどの開発に携わりたい人に適した資格です。フリーランスエンジニアが取得していると、 Linuxの利用企業からの信頼が得られます。
セキュリティエンジニアにおすすめの資格2選
セキュリティエンジニア向けの資格は、以下の2つです。
1.国家資格|情報セキュリティマネジメント
情報セキュリティマネジメントは、IPAが実施している情報セキュリティ確保に貢献できる基本的なスキルを認定するための国家資格です。
情報技術全般に関連した基本的な用語や内容を理解できるのはもちろん、情報セキュリティリーダとしての適切な対処も求められます。 情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して、継続的に企業を脅威から守るスキルを持っている証明ができる資格です。
セキュリティ対策は企業にとっても重要な課題なので、フリーランスエンジニアが情報セキュリティマネジメントの資格を持っていると、企業のシステムのセキュリティを確保できる人材として信頼を得られるでしょう。
2.国家資格|情報処理安全確保支援士試験
情報処理安全確保支援士は、IPAが実施している、平成29年に創設された国家資格です。セキュリティ関連の試験の中では国内最難関であり、情報系資格では初となる登録制の「士業」となっています。
サイバーセキュリティリスクの分析・評価を行い、情報システムの安全を確保する役割を持つため、セキュリティエンジニアはぜひ取得を目指したい資格です。有効な対策の助言や提案を行う、セキュリティコンサルタントにも向いています。
フリーランスエンジニアが情報処理安全確保支援士の資格を取得すれば、情報セキュリティのスペシャリストとして多くのクライアントから信頼してもらえます。
クラウドエンジニアにおすすめの資格2選
クラウドエンジニア向けの資格は、以下の2つです。
1.ベンダー資格|AWS認定資格
AWS認定資格は、AWSに関する知識を測る試験です。AWSとはAmazon Web Servicesを省略したもので、アマゾンクラウドサービスに関する専門知識が問われます。
AWS認定資格は11の分野に分かれていて、役割やレベルに合わせた受験が可能です。無料オンラインセミナーも実施されているので、活用して試験準備を進めましょう。
AWSはIT企業をはじめとして多くの企業で利用されています。フリーランスエンジニアが資格を取得できれば、AWSを利用している企業に対して知識を持っている人材としてのアピールが可能です。
2.ベンダー資格|Google Cloud認定資格
Google Cloud認定資格は、Google Cloud テクノロジーを使用した職務の遂行能力やスキルを評価する試験です。分野ごとに試験が分かれていて、必要なスキルに合わせて受験する資格を決める仕組みになっています。
レベルも「基礎」「Associate」「Professional」に分かれていて、基礎レベルの試験は実務経験が無くても受験可能です。「Associate」は6ヶ月以上、「Professional」は業界での職務経験が3年以上でGoogle Cloud の使用経験が1年以上ある場合に受験を検討しましょう。
Google Cloudは幅広く利用されているので、フリーランスエンジニアが資格を取得すると収入アップも期待できます。最も高収入につながる IT認定資格ランキングで1位を獲得した試験もあるので、ぜひ取得を目指しましょう。
AI系エンジニアにおすすめの資格2選
AI系エンジニア向けの資格は、以下の2つです。
1.ベンダー資格|G検定
G検定とは一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施している、ディープラーニングの基礎知識があるか、適切な活用方針を決定して事業に活用する能力や知識があるかを評価する試験です。
G検定はジェネラリストを目指す人向けの内容で、取得すると幅広い知識や技能、経験などを備えている証明になります。 試験範囲には「人工知能」「ディープラーニング」「機械学習」の分野が含まれていて、幅広い分野の学習が必要です。
取得しておけば、人工知能やディープラーニング、機械学習といった知識を持っている証明になり、先進的な技術を有する人材としてクライアントにアピールできます。
2.ベンダー資格|E資格
E資格とは一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施している、ディープラーニングの理論への理解があるか、適切な手法を選択して実装する能力や知識があるかを評価する試験です。
E資格は「エンジニア資格」を意味していて、「応用数学」「機械学習」「深層学習」「開発・運用学習」の4つの分野から出題されます。
フリーランスエンジニアが取得しているとディープラーニングに関する理解や能力・知識がある証明になるので、クライアントへのアピール材料としての活用が可能です。
プロジェクトマネージャーにおすすめの資格3選
プロジェクトマネジメント向けの資格は、以下の3つです。
1.国家資格|プロジェクトマネージャー試験
プロジェクトマネージャー試験は、IPAが実施している国家試験です。プロジェクトの責任者としてプロジェクトの計画・実行・管理する人を対象とした試験で、プロジェクトを成功に導くと共に後進の指導も行います。
プロジェクト全体の意思決定に関わり、品質・コスト・納期に全責任を持つなど、幅広い業務を担当するのに役立つ資格です。 経験がない方でも受けられる試験なので、今後プロジェクトマネージャーを目指したい場合にも受験を検討しましょう。
試験に合格するとプロジェクトマネージャーとしての知識やスキルを持っている証明になるため、年収アップにつながるケースも見られます。フリーランスエンジニアが取得すると、クライアントからの信頼を得やすい資格です。
2.国家資格|ITストラテジスト
ITストラテジストは、IPAが実施している国家資格です。「高度IT人材」としてのスキルや知識を測る内容になっていて、ITを高度に活用した事業革新や業務改革を行ったり、競争で優位になるサービスの創出を行ったりするのに適しています。
システムの企画・開発の統括や、新たな価値の実現など、高度な業務の担当が可能です。企業の基本戦略にも関わるため、プロジェクトマネジメントはもちろんITコンサルタントを目指す人にも向いています。
フリーランスエンジニアが取得すると高い知識やスキルを持っている証明になるため、案件の獲得に優位に働くでしょう。
3.ベンダー資格|PMP
PMPは、一般社団法人PMIが実施しているプロジェクトマネジメントの専門家を認定する資格です。プロジェクトマネジメントに関する経験や知識・教育について評価し、プロフェッショナルとして活動できるかを確認されます。
マネジメント全般に関連する資格なので、取得すればIT分野以外の業種や職種にも活かせます。取得するには条件が設けられており、満たしていない人は試験が受けられないので事前に確認しておきましょう。 PMPを取得するには、以下の条件を満たしている必要があります。
4年間の学位 36ヶ月の主要プロジェクト プロジェクトマネジメント教育/訓練またはCAPMの35時間認定 もしくは以下の条件を満たしている人も受験可能です。
高校の卒業証書または準学士号(または同等のグローバル) 60ヶ月の主要プロジェクト プロジェクトマネジメント教育/訓練またはCAPMの35時間認定 CAPMとはプロジェクトマネジメント業務においてハイレベルのパフォーマンスを達成できることを証明する、米国PMIによって認定された国家資格です。
社会経験と実績を積んだ人向けの資格で幅広い分野で活かせるため、フリーランスエンジニアが取得すればクライアントから大きな信頼が得られます。
Webデザイナーにおすすめの資格8選
Webデザイナーにおすすめの資格は、以下のとおりです。
- ウェブデザイン技能検定(国家資格)
- Webデザイナー検定(ベンダー資格)
- Webクリエイター能力認定試験(ベンダー資格)
- HTML5プロフェッショナル認定資格(ベンダー資格)
- アドビ認定プロフェッショナル(ベンダー資格)
- Illustratorクリエイター能力認定試験(ベンダー資格)
- Photoshopクリエイター能力試験(ベンダー資格)
- 色彩検定(ベンダー資格)
順に解説していきます。
1.国家資格|ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、Webサイトを制作する上で求められる知識やスキルが問われる、Webに関わる人のための国家検定です。
ウェブデザイン技能検定を受験し合格すれば、「ウェブデザイン技能士」という肩書が得られます。ウェブデザイン技能士は、Webデザインに関する一定の能力を保有している証明となり、履歴書や名刺などにも記載可能です。
ウェブデザイン技能検定に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:特定非営利活動法人 インターネットスキル認定普及協会
- レベル:1級、2級、3級
- 受験料:3,000〜33,000円
- 受験資格:Webの作成や運営などの業務に従事している、もしくは従事しようとしている者(※3級の場合)
Web業界唯一の国家検定であるため、おすすめです。
2.ベンダー資格|Webデザイナー検定
Webデザイナー検定は、コンセプトメイキングなどの準備段階から、Webページデザインの実作業、テストや評価・運用まで、「Web制作」に関する知識の習得を評価する検定です。
検定の合格基準としては、顧客ニーズに合うWebページの作成はもちろん、Webコンテンツの理解や「誰もが見やすいホームページ」を満たすスキルが求められます。合格すれば、Webページの上流工程から、保守・運用など下流工程に至るまでの知識やスキルを証明可能です。
Webデザイナー検定に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:公益財団法人 画像情報教育振興協会
- レベル:ベーシック、エキスパート
- 受験料:5,600〜6,700円
誰でも受験可能なため、Webデザイナーを目指すフリーランスや、Web関連のスキルを身につけたい方におすすめです。
3.ベンダー資格|Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、累計受験者数16万人以上と、業界で最も受験者数が多いWeb制作の標準資格です。
国際標準規格である「W3C」に準拠したサイトが作成できるか否かを問われる問題が出題され、Webサイト利用者のユーザビリティも重視されています。試験は多くのプロフェッショナルの監修により作成されているため、試験対策で学ぶ内容も信頼性が高いことが特徴の1つです。
Webクリエイター能力認定試験に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:サーティファイ Web利用・技術認定委員会
- レベル:スタンダード、エキスパート
- 受験料:5,900〜7,500円
試験勉強の過程で、Webデザインやコーディングなどの基礎を体系的に学べるため、Webサイト制作初心者のフリーランスにおすすめです。
4.ベンダー資格|HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5プロフェッショナル認定資格は、HTML5やCSS3、JavaScriptなどコーディングに用いられる最新のプログラミング言語に関する知識やスキルを認定する資格です。
レベルは2種類存在し、レベル1ではマルチデバイスに対応したWebコンテンツ制作の基礎力を認定します。レベル2は、システム間の連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーション・動的なWebコンテンツの開発・設計の能力を認定するものです。
HTML5プロフェッショナル認定資格に関する詳細は、以下のとおりです。
- 実施団体:LPI-Japan
- レベル:レベル1、レベル2
- 受験料:16,500円
- 有効期間:5年間
レベル2の認定を受けるためには、レベル2の認定とレベル1の認定の双方が必要となるため、ご注意ください。
5.ベンダー資格|アドビ認定プロフェッショナル
アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)は、アドビ社のAdobe Creative Cloudにおける知識やスキルを認定する国際資格です。
試験は、Adobe Creative Cloudにおける以下のアプリケーション、2021・2022・2023のバージョンごとに実施・認定されます。
- Photoshop
- Illustrator
- Premiere Pro
上記Adobeのアプリケーションは、画像編集やデザインをするために世界中で活用される、メジャーなものです。
アドビ認定プロフェッショナルに関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:アドビ株式会社
- 種類:Photoshop、Illustrator、Premiere Pro(バージョンごと)
- 受験料:8,580〜10,780円
Adobeのアプリケーションを活用し、画像編集やデザインをおこなうフリーランスにおすすめです。
6.ベンダー資格|Illustratorクリエイター能力認定試験
Illustratorクリエイター能力認定試験は、アドビ社のアプリケーションであるIllustratorの活用能力を評価する資格検定試験です。
Illustratorを活用したDTPファイルやWebデザインパーツの作成、表現力など、コンテンツ制作に関するスキルが認定されます。試験で問われるのは、問題の指示に従いグラフィックコンテンツを作る能力です。
Illustratorクリエイター能力認定試験に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:サーティファイ Web利用・技術認定委員会
- レベル:スタンダード、エキスパート
- 受験料:7,600〜8,600円
レベルはスタンダードとエキスパートの2種類に分かれ、誰でも受験可能です。自分の状況に合わせ、どちらを受験するか選択するとよいでしょう。
7.ベンダー資格|Photoshopクリエイター能力試験
Photoshopクリエイター能力試験は、アドビ社のアプリケーションであるPhotoshopを活用する能力を評価する、累計受験者数9万人以上の資格検定試験です。
Illustratorクリエイター能力認定試験と同様、問題の指示に従いグラフィックコンテンツを作る実践的な試験です。限られた時間でコンテンツを作成する操作スキルと、指示を正確に読み取る問題解決力などが試されます。
Photoshopクリエイター能力試験に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:サーティファイ Web利用・技術認定委員会
- レベル:スタンダード、エキスパート
- 受験料:7,600〜8,600円
機能が豊富なPhotoshopのスキルを、どのように身につければよいかわからないフリーランスにもおすすめです。
8.ベンダー資格|色彩検定
色彩検定は、累計170万人以上の方が受検した、文部科学省後援の公的資格です。
デザインは、クライアントの要望やイメージカラー、顧客層などを考慮し決める必要があります。色彩検定に合格すれば、配色イメージやCIなどデザインをする上で重要な色選びに関する知識やスキルを証明可能です。
検定取得の過程で、色の基礎から配色技法などを幅広く学習し、感性や経験によらない理論の土台を身につけられます。
色彩検定に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:色彩検定協会
- レベル:1級、2級、3級、UC級
- 受験料:6,000〜15,000円
Webに関する知識やスキルだけでなく、配色などでほかのフリーランスと差別化をはかりたい方におすすめです。
Webマーケターにおすすめの資格8選
Webマーケターにおすすめの資格8選は、以下のとおりです。
- マーケティング・ビジネス実務検定(ベンダー資格)
- ネットマーケティング検定(ベンダー資格)
- IMA検定(ベンダー資格)
- ウェブ解析士(ベンダー資格)
- 統計検定(ベンダー資格)
- Google広告認定資格(ベンダー資格)
- Yahoo!キャンパス(ベンダー資格)
- Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト(ベンダー資格)
一つひとつ詳しく解説します。
1.ベンダー資格|マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定は、2005年に開始された、マーケティング実務の知識を総合的に判定する検定です。
資格取得の過程で、特定の業種・業界にとらわれない、仕事に役立つトータルのマーケティング知識習得を目指せます。また、時事情報や実務事例を習得可能です。
レベルは以下の3つに分かれており、自分のレベルに合わせて受検できます。
- A級:戦略の立案や意思決定、管理・判断業務が可能なレベル
- B級:業務の運営が可能なレベル
- C級:定型業務が可能なレベル
マーケティング・ビジネス実務検定に関する詳細は、以下のとおりです。
- 実施団体:国際実務マーケティング協会
- レベル:A級、B級、C級
- 受験料:6,270〜12,760円
自分のレベルに合わせ、どのレベルを受験するか決めるとよいでしょう。
2.ベンダー資格|ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定は、インターネットビジネスに携わる人に求められる以下4つの能力を評価・認定する検定です。
- ファシリテート能力
- Webに関する知識や技術
- ネットマーケティングに関する知識
- 経営戦略と連動したWebブランディング能力
Webマーケティングにおける特性などの基本から、広告やWebサイト構築、リサーチなどに至るまで体系的に習得できます。ネットマーケティング検定は、指定の会場でなく在宅形式での受検も可能です。合格すれば、デジタル証明であるオープンバッジを得られ、メール署名や履歴書に添付できます。
ネットマーケティング検定に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:サーティファイ Web利用・技術認定委員会
- 受験料:6,000円
Webマーケティングについて体系的に学習したいフリーランスにおすすめの資格です。
3.ベンダー資格|IMA検定
IMA検定とは、Webマーケティングの知識を実務レベルに落とし込み、スキルアップをはかるための資格です。
Standardコースは全11回、Professionalコースは全3回の動画とマニュアルで構成される講座を受講できます。動画の視聴や課題の作成、試験の受験はすべてオンラインでできるため、自分のペースで受講できるのがポイントです。
Standardコースではサイト分析とリスティング広告の実践運用スキル、Professionalコースではターゲット別の集客プランの立案やスプリットランの実施ノウハウが身につきます。
IMA検定に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:一般社団法人 IMA研究所
- レベル:Standard、Professional
- 受験資格:Professionalを受講・受験するためには、Standardの合格が必要
- 受験料:19,800円(個人)
実践的なWebマーケティングを身につけたいフリーランスにおすすめです。
4.ベンダー資格|ウェブ解析士
ウェブ解析士は、マーケティングの重要事項について、オンラインで学べる認定資格です。
アクセス解析をはじめ、ウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く知識やスキルが評価されます。
資格取得の過程でウェブ解析スキルが身につき、データの読み取りや正しい判断が可能なスキルを習得できます。希望者は、1日約5時間で開催されるウェブ解析士認定講座での学習も可能です。
ウェブ解析士に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:一般社団法人ウェブ解析士協会
- 受験料:17,600円
- 有効期限:次年度のフォロアップテスト合格まで
ウェブ解析士の資格を取得すれば、上級資格である上級ウェブ解析士などの資格の受検も可能です。上級を目指せば、スキルアップやキャリアアップに役立つでしょう。
5.ベンダー資格|統計検定
統計検定は、Webマーケティングに留まらず、統計に関する知識や活用力を評価する試験です。
データにもとづき客観的な判断・問題解決をおこなう能力やスキルが問われます。
統計検定は以下の10種類に分かれており、自分に合うレベルの試験を受けられます。
- 統計検定1級
- 統計検定準1級
- 統計検定2級
- 統計検定3級
- 統計検定4級
- 統計検定 統計調査士
- 統計検定 専門統計調査士
- 統計検定 データサイエンス基礎
- 統計検定 データサイエンス発展
- 統計検定 データサイエンスエキスパート
統計検定に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:一般財団法人 統計質保証推進協会
- レベル:複数(10種類)あり
- 受験料:3,500〜10,000円
データサイエンティストを目指すフリーランスにおすすめです。
6.ベンダー資格|Google広告認定資格
Google広告認定資格は、Google 広告に関する基礎から上級までの知識を持った個人を認定する資格です。
以下の11種類に分かれており、Google広告の運用スキルを磨けると共に、エキスパートである証明ができます。
- Google 広告「検索広告」
- Google 広告ディスプレイ
- Google 広告動画
- ショッピング広告
- Google 広告アプリ
- Google 広告測定
- Google 広告「検索広告」プロフェッショナル
- Google 広告「ディスプレイ広告」プロフェッショナル
- Google 広告動画プロフェッショナル
- Google 広告クリエイティブ
- オフライン販売の促進
Google広告認定資格に関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:Google
- 種類:11種類
- 受験料:なし
- 受験資格:スキルショップアカウントの作成
- 有効期限:1年間
Google広告に関する知識を身につけたいフリーランスにおすすめです。
7.ベンダー資格|Yahoo!キャンパス
Yahoo!キャンパスは、オンラインでYahoo!広告を体系的に学び、認定資格の取得が可能な、無料のラーニングプログラムです。
広告運用ノウハウや広告管理ツールについて学習でき、学習完了後に認定資格試験に合格することで認定を受けられます。
学習コンテンツには以下のようなものなどがあり、初心者用のコースがあるのも魅力の1つです。
- インターネット広告の基礎
- Yahoo!広告 検索広告
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告
学習コンテンツも認定試験もすべてオンラインで提供されるため、自分のペースで学習できます。
Yahoo!キャンパスに関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:Yahoo!
- 種類:Yahoo!広告 ベーシック、Yahoo!広告 検索広告アドバンスト、Yahoo!広告 ディスプレイ広告 アドバンスト
- 受験料:なし
- 有効期限:1年間
Yahoo!広告に関する知識の取得・証明をしたいフリーランスにおすすめです。
8.ベンダー資格|Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト
Meta認定デジタルマーケティングアソシエイトは、Meta社の広告プラットフォームに関する入門レベルの知識やスキルを認定する、マーケターのための試験です。
FacebookやMessenger、Instagramにおける広告の作成や管理、広告レポートの作成・分析など基礎的な能力が問われます。
Meta社の無料学習ツールが用意されており、効率的な学習が可能です。
Meta認定デジタルマーケティングアソシエイトに関する詳細は、以下を参考にしてください。
- 実施団体:Meta
- 受験料:99~150USDに相当する金額
- 有効期限:2年間
Metaのテクノロジーにおける基礎知識をしっかりと身につけたい方や、マーケティング初心者の方におすすめです。
フリーランスで資格を取るとおすすめな人
冒頭で解説したとおり、フリーランスが資格を取得することにはさまざまなメリットがあります。
とくに、以下に該当するフリーランスは多くのメリットが得られるため、資格取得がおすすめです。
- 実績が少ない人
- 仕事の幅を広げたい人
資格の取得によって案件が獲得しやすくなり、自分の助けとなるでしょう。
ここからは、フリーランスで資格取得がおすすめな人の特徴について、詳しく解説します。
実績が少ない人
実績が少ない人には、資格の取得がおすすめです。
実績は、発注者が業務を依頼する際に能力やスキルなどを確認するために着目する項目の1つです。実績が少なければ能力やスキルの証明が困難であり、実績豊富なフリーランスと比較した際に見劣りをしてしまいます。
その点、資格を保有していれば、スキルの証明が可能です。とくに、業務との関連性が高く取得難易度の高い資格であればあるほど有利になり、ほかのフリーランスとの差別化もはかれるでしょう。
仕事の幅を広げたい人
資格の取得は、仕事の幅を広げたいフリーランスの方にもおすすめです。
資格を取れば新たな案件を獲得でき、仕事の幅が広がる可能性があります。資格を取得する過程においてもスキルを身につけられるので、新たな領域の案件にも挑戦できるでしょう。エンジニアの場合、開発言語やライブラリなどの知識を身につければ、それだけ受注できる案件の幅が広がるはずです。
また、専門スキルと外国語や金融、法律など特殊な分野・業界の専門知識を掛け合わせれば、高単価案件の獲得にもつながります。
資格の効率的な勉強方法
資格によって難易度は異なりますが、どれも簡単に取得できるわけではありません。
多忙なフリーランスも多いため、以下のポイントを押さえて効率的な資格取得を目指すことが大切です。
- 自分に合った教材やサービスを使用して勉強する
- 資格取得までのスケジュールを立てる
- 勉強と実務を並行する
ここからは、資格の効率的な勉強方法について、詳しく解説します。
自分に合った教材やサービスを使用して勉強する
効率的に勉強するためには、自分に合った教材やサービスを利用し勉強することが重要です。
近年は、勉強方法の選択肢が複数あります。
- 書籍
- 問題集
- 学習サイト
- アプリ
- 通信教材
- eラーニング
- スクール など
自習ならeラーニングやUdemyなどの動画コンテンツの活用、スクールに通うならメンター制度があるスクールを選ぶなど、効率的な勉強方法は人により異なります。どの方法であれば前向きに学習できるか、効率的かを一度考えてみるとよいでしょう。
資格取得までのスケジュールを立てる
効率的に勉強するには、試験当日までのスケジュールを立てることもおすすめです。
スケジュールを立てずに勉強をしても、何をどの程度・どの期間頑張ればよいのかわかりません。一方、計画を立てればやるべきことが明確になるため、迷わず勉強ができます。
また、資格の取得という大きな目標に向けタスクを細分化し、小さな目標を一つひとつ達成していけば、成功体験の積み重ねで合格に近づけるでしょう。がむしゃらに勉強するのと比較してモチベーションもキープしやすくなる、などのメリットもあります。
勉強と実務を並行する
実務と勉強を並行すると、知識やスキルが定着しやすくなります。
資格を取得しても、実際の案件でそのスキルを使いこなせなければ、意味がありません。知識の暗記や机上の勉強などのインプットだけでは、身につけられないスキルや知識が存在します。
勉強のみでは身につけられない知識は、演習などのアウトプットを通して定着させるとよいでしょう。勉強などのインプットを継続しつつ、案件を受注してひたすら実績を積むアウトプットで定着をはかると、より効果的かつスピーディーに知識やスキルが身につきます。
資格はスキルや知識を高める手段であることに注意
ここまで、フリーランスが資格を取得するメリットやおすすめの資格、効率的な勉強方法などを解説してきましたが、資格を持つこと自体は目的ではありません。
資格の取得は、知識やスキルを高め、以下のようなメリットを得るための手段の1つに過ぎないのです。
- スキルの証明
- さらなるスキルアップ
- より高単価な案件獲得
- ほかのフリーランスとの差別化 など
資格取得をゴールと捉えないよう、ご注意ください。資格取得は通過点であり、資格取得の過程で身につけた知識やスキルをどう実務に活かせるかが重要です。
資格を取得したからといってそれで満足せず、実際に案件を獲得し、知識やスキルに磨きをかけましょう。
前述のとおり、資格取得に向けた勉強の過程でも案件を獲得し、アウトプットしながら学習を進めていくことをおすすめします。
まとめ
本記事では、フリーランスが資格を取得するメリットやおすすめの資格、資格取得に向いている人の特徴、効率的な勉強方法などについて解説しました。
フリーランスに資格は必ずしも必要ではありませんが、取得すれば以下のメリットを得られます。
- スキルの証明に使える
- さらなるスキルアップにつながる
- より高単価な案件を受注できる可能性が高まる
- ほかのフリーランスとの差別化に役立つ など
とくに、実績が少ない方や仕事の幅を広げたい方は、資格取得がおすすめです。ただし、資格取得はあくまで知識やスキル、案件獲得などの手段の1つでしかありません。取得した資格や知識・スキルをどのように活用するかが何より重要です。
まずは、自分が取得すると多くのメリットを得られる資格や興味がある資格について、詳しく調べてみてはいかがでしょうか。
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