女性がフリーランスとして仕事を獲得していくには?その実態からメリットや案件獲得方法まで徹底解説

昨今、働き方改革の推進やフリーランス保護法の可決などがなされ、昔に比べるとフリーランスとしての活動をおこないやすくなりました。

とくに女性の場合、将来的に結婚や出産を考えており、時間の融通がきくフリーランスに転身しようかと悩んでいる方も多いでしょう。

本記事では、実際どれほどの女性がフリーランスとして活躍しているのか、また女性がフリーランスとして活躍する方法や仕事の獲得方法などをご紹介していきます。本記事を読むことで、女性フリーランスの現状、独立のメリット、独立に向けてどのように行動するべきかがわかるはずです。ぜひ最後までお読みになり、参考にしてみてください。

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目次

女性フリーランスの実態

結婚や出産を機に、パートや契約社員など非正規雇用として働いている方も多いでしょう。

そのような中、2019年に働き方改革関連法が順次施行され、フリーランスとして活躍する女性も増えてきました。

ここでは、以下3つについて、データからその実態をご紹介していきます。

  • 女性フリーランスの割合
  • 女性フリーランスの平均年収
  • 女性フリーランスの平均年齢

1つずつ確認していきましょう。

参考:働き方改革関連法のあらまし(改正労働基準法編)|厚生労働省

女性フリーランスの割合

2023年に発表された、フリーランス協会による「フリーランス白書2023」のアンケート調査(2022年9月30日~2022年11月17日調べ)では、現状フリーランスとして働いている回答者の内、43.1%が男性であり、54.1%が女性でした。フリーランスは男性のほうが多いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際には半々、もしくは女性がやや多い傾向にあります。

なお、前年に発表されたフリーランス白書2022での同じ設問では、男性が46.1%、女性が50.3%という結果でした。年々、フリーランスとして仕事をする女性が増えていることがわかります。

参考:フリーランス白書2023|フリーランス協会
参考:フリーランス白書2022|フリーランス協会

女性フリーランスの平均年収

続いて、女性フリーランスの平均年収も見てみましょう。

少し前のデータにはなりますが、フリーランス協会の「フリーランス白書2020」によると、年収200万円未満という回答が30.8%で最多を占めていました。そのほか、年収200万円〜400万円未満が28.9%、400万円〜600万円未満が17.4%、600万円〜800万円が8.9%、800万円〜1000万円が6.2%、1000万円以上が7.5%という結果になっています。

フリーランス白書2020の発表から、女性フリーランスとしての平均年収は200万円〜400万円ほどであることが推測できます。また、割合としては少ないものの、年収1000万円以上という方も一定数いることがわかりました。

なお、最新の「フリーランス白書2023」によると、年収が400万円以上と回答した方が多い職種は、エンジニア・技術開発系とコンサルティング系です。それら職種の男女割合としては、エンジニア・技術開発系で8割以上、コンサルティング系で7.5割以上と、どちらも男性の割合が7割を超えています。

参考:フリーランス白書2020|フリーランス協会
参考:フリーランス白書2023|フリーランス協会

女性フリーランスの平均年齢

先述の「フリーランス白書2023」によると、フリーランスとして働いている回答者の19.8%が40〜45歳未満で最も多い割合を占めていました。次いで、45〜50歳未満が17.3%、50〜55歳未満が16.5%、35〜40歳未満が15.5%という結果です。

男女別の年齢属性は公表されていないものの、女性フリーランスの割合が54.1%と過半数であることを考えると、女性の年齢属性もそう変わらないことが推察できます。

割合の多い40代は、一般的に育児が最も大変な乳児期・幼児前期を過ぎて、比較的長く稼働時間を確保できる方も多い年代といえます。また親の介護だったり自身のキャリアアップだったりと、働き方を考え直す年代でもあるでしょう。

そのため、自身の生活や今後の展望も踏まえた上で、フリーランスという働き方を選択する方が多いと考えられます。

参考:フリーランス白書2023|フリーランス協会

女性がフリーランスになるメリット

先述のデータより、多くの女性がフリーランスとして活躍していることがおわかりいただけたかと思います。

それでは、女性がフリーランスになるメリットには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

ここからは、以下5つのメリットについて解説していきます。

  1. 家庭と仕事の両立がしやすい
  2. キャリアが途切れない
  3. スキマ時間を活用しやすい
  4. 自身の都合に合わせて仕事量を調整できる
  5. 人間関係のストレスが少ない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①|家庭と仕事の両立がしやすい

フリーランスの最大のメリットは、働く時間や場所をライフスタイルに合わせて自由に変えられることです。男女平等社会が叫ばれて久しいですが、女性の場合、どうしても男性より家庭の事情に左右されやすい局面があります。

結婚や出産などのライフイベントによって、働き方や方向性を変えなければならないことも往々にしてあるでしょう。その点、フリーランスの場合は柔軟な働き方ができるため、家庭の事情にも合わせやすいです

とくに子供が幼い頃などは、子供の病気・ケガなどで突然保育園や学校に呼び出されることも少なくありません。急な欠勤なども十分にあり得ます。また、家族の介護に携わる方も、決して少なくはないでしょう。

フリーランスは、残業もなく、在宅で時間や仕事量を調整しながら働けるため、会社員よりも家庭と仕事の両立が叶いやすいです。フリーランスとしての働き方は女性にとってメリットが多いといえます。

メリット②|キャリアが途切れない

結婚や出産のタイミングで仕事を辞める方も多いでしょう。

その点、フリーランスであれば結婚や出産のタイミングでも仕事を辞める必要がなく、ライフイベントによってキャリアが絶たれてしまうこともありません。

昨今、産休や育休など充実してきてはいますが、復職時にはブランクがあることで不安を感じてしまう方は少なくないはずです。

フリーランスなら働く時間や場所を限定されないため、結婚や出産の前後、また介護をしながらでもマイペースに仕事を続けられ、キャリアが途切れにくいといえます。

スキルや実績がしっかりとあれば、働けない期間が多少あっても、フリーランスとして復職するのはそう難しいことではないでしょう。

メリット③|スキマ時間を活用しやすい

フリーランスの場合、働く時間や場所に左右されないため、スキマ時間の有効活用も可能です。

フリーランスは会社員に比べ、時間の融通がききやすいという利点があります。

たとえば、在宅仕事の合間に夕食の下ごしらえをしたり、宅配便を受け取ったり、子供のお迎えに行ったりもできるでしょう。

また、会社員の場合は、営業時間が限定されている銀行や役所、郵便局などに行きたくても、時間の都合をつけることが難しいこともあります。一方でフリーランスなら、仕事の時間を調整し、スキマ時間を活用すれば、そのような場所での用事を済ませることも容易でしょう。

メリット④|自身の都合に合わせて仕事量を調整できる

フリーランスの場合、働く時間や場所のみに限らず、仕事量の調整も自身でおこなえます

扶養内で働くことや、子供の年齢に合わせて仕事量を抑えることも可能です。

扶養を超えて損しない程度に働きたい場合にも、組織に属した形で働くよりフリーランスとして働くほうが、調整がしやすいでしょう。

メリット⑤|人間関係のストレスが少ない

フリーランスは基本的に1人で働くこととなります。

組織に属して働く会社員よりも人間関係のストレスを感じにくいのもメリットです。

組織に属していると、苦手な人とも毎日顔を合わせ、一緒のプロジェクトに携わったり、関わったりしなければならないことも当たり前にあります。

人間関係にストレスを感じていても、ある程度は受け入れ、飲み込み、周りに合わせながら働かなければならない場面も多々あるでしょう。

その点、フリーランスは基本的にほぼ単独で仕事をするため、人間関係のストレスが少ないです。クライアントや案件も自身で選択できるため、ある程度働く相手を選べます。

女性がフリーランスになるための6つのステップ

ここからは、女性がフリーランスになるための6つのステップをご紹介していきます。

  1. 稼げるスキル・経験を身につける
  2. ポートフォリオやスキルシートを作成する
  3. 健康保険と年金の切り替えをおこなう
  4. 必要書類・ツールを準備する
  5. 開業届を提出する
  6. 確定申告の準備を始める

1つずつ確認していきましょう。

ステップ①|稼げるスキル・経験を身につける

フリーランスとして活躍するためには、稼げるスキルや経験が必須です。自身のスキルや経験、実績によって、案件獲得の難易度や報酬が変動します

そのため、仕事を獲得し、収入を得ていくためのスキルや経験を充実させることが、優先事項となります。

専門的なスキルや経験が多少なりともあるのであれば、さらに磨いていく努力が必要です。

今現在スキルや実績と呼べるものがない方、今後未経験の業界や職種で働いていく予定の方などは、専門学校やスクールに通ったり、独学で学んだり、アルバイトなどで経験を積んだりする必要があるでしょう。

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フリーランスにはどんなスキルが必要?独立後に成功する人、失敗する人

ステップ②|ポートフォリオやスキルシートを作成する

次に、ポートフォリオやスキルシートの作成が必要となります。

ポートフォリオは、自身の経歴やスキル、実績などをまとめたものであり、スキルシートは、保有するITスキルなどの詳細を記したエンジニアでいうところの経歴書のことです。たとえば、業務で使用したツールやプログラミング言語、プロジェクトで担当していた工程などを記載します。

フリーランスとして案件を獲得していく際には、ポートフォリオやスキルシートの提出を求められることが少なくありません。クライアント側は、ポートフォリオやスキルシートをもとに案件の依頼相手を決めているため、そのことを意識し、しっかりと作成しましょう。

ポートフォリオやスキルシートは自分自身を売り込むためのアピールツールであるため、わかりやすく魅力的なものを作成することが大事です。

▼関連記事
スキルシートとは?フリーランスエンジニアが記載するべき項目一覧と書き方のポイント

ステップ③|健康保険と年金の切り替えをおこなう

フリーランスなど個人事業主の場合は、個人で国民健康保険や国民年金への加入が必要となります。会社員からフリーランスになる場合や、扶養から外れて働く場合には、健康保険や年金の切り替えをおこなわなければなりません。

健康保険切り替え時に必要なものは、主に以下の4つです。

  • 国民健康保険資格取得届
  • 健康保険資格喪失証明書(退職証明書・雇用保険の離職票)
  • 本人確認書類
  • 印鑑

また、年金切り替え時に必要なものは、主に以下の4つです。

  • 健康保険資格喪失証明書(退職証明書・雇用保険の離職票)
  • 本人確認書類
  • 年金手帳
  • 印鑑

健康保険と年金の切り替えは、居住のある市区町村の役所でおこなえます。

切り替えの手続き期間は、いずれも退職日の翌日から14日間です。忘れずに切り替えをおこないましょう。

参考:会社を退職した時の国民年金の手続き|日本年金機構
参考:国民健康保険等へ切り替えるときの手続き|日本年金機構

ステップ④|必要書類・ツールを準備する

フリーランスとして仕事をしていくにあたり、必要となる書類やツールがいくつかあります。

フリーランスは営業から報酬の受け取りまですべてを自身でおこなっていくため、事前に必要となるであろうものを用意しておきましょう。

フリーランスに必要と思われる書類の一例は、以下のとおりです。

  • 契約書
  • 見積書
  • 納品書
  • 請求書  など

また、自身で案件を獲得して、タスクやスケジュールを管理し、確定申告もおこなわなければなりません。

そのために準備しておくと便利なツールとしては、以下が挙げられます。

  • 会計ツール
  • タスク管理ツール
  • セキュリティツール  など

いざ必要となった際に焦ってしまわぬよう、備えておくことが大切です。

ステップ⑤|開業届を提出する

フリーランスとして働く場合には、開業届を提出する必要があります。

開業届は事業開始から1か月以内に提出しましょう

開業届を提出することで、事業用口座の開設ができたり、確定申告時に青色申告ができるようになったりします。青色申告は納税方法の1つであり、青色申告を利用して確定申告をおこなうことで最大65万円の税金控除が受けられます。

確定申告の際に青色申告を利用したい方は、開業届と同時に青色申告承認申請書も提出しましょう。

参考:A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁
参考:No.2070 青色申告制度|国税庁

ステップ⑥|確定申告の準備を始める

フリーランスの場合、確定申告を自身でおこなう必要があるため、確定申告に向けた準備も早々から始めましょう。

確定申告に向けた準備の一例としては、以下が挙げられます。

  • 先述した会計ツールの準備
  • 家事按分を含めた経費となるものについての勉強
  • 各種証明書の準備  など

また、青色申告を利用する場合には複式帳簿で記帳しなければならず、複式帳簿に関する勉強も必要です。

経費となるものについては、領収書を取っておく癖もつけておきましょう。

確定申告は初めておこなう人にとっては猥雑でなかなか難しいため、直前になって慌てないよう、前もって知識や情報をため、準備しておくことが大事です。

女性がフリーランスとしての仕事を獲得する方法

ここからは、女性がフリーランスとして仕事を獲得する方法を5つご紹介します。

  1. クラウドソーシングサービスを利用する
  2. SNSを活用する
  3. 人脈を活用する
  4. 企業へ直接営業する
  5. フリーランスエージェントを活用する

そのほか、ポートフォリオやスキルシートの充実も欠かせません。

上記の方法を、詳しく解説していきます。

方法①|クラウドソーシングサービスを利用する

フリーランスとして仕事を得る方法の1つに、クラウドソーシングサービスを利用する方法が挙げられます。クラウドソーシングとは、企業や個人がWeb上で業務を依頼・発注するビジネス形態のことです。

クラウドソーシングサービスでは単発の仕事も多く、また簡単な案件から専門的な案件までと難易度や業種、職種、タスクもかなり幅広いため、とくにフリーランスとして活動し始めたばかりの方におすすめします。自身のスキルや経験、できること、希望する単価や納期に合わせて案件を探しやすいです。

【クラウドワークスソーシングサービスの一例】

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ

ただし、受注した案件のみに個別で報酬が支払われる形なので、クラウドソーシングのみで安定した収入を継続して得るのはなかなか難しいといえます。

また、インターネットを介して匿名の相手とチャット形式でやり取りをする形が多いため、コミュニケーションが難しい場合もあることも覚えておきましょう。

方法②|SNSを活用する

昨今は、SNSを活用して案件を獲得する人も少なくありません。

自身のスキルや経験をSNSで発信したり、SNS上で自身のポートフォリオを公開したりすることで、思わぬ出会いにつながることがあります。

また、SNSアカウントを持つ企業も多いため、自身の気になる企業へのアプローチもしやすいでしょう。

ただし、不特定多数に向けた発信の場でもあるため、発信内容によってトラブルが起きる可能性もあります。発信内容には十分に注意しましょう。

方法③|人脈を活用する

フリーランスの場合、人脈を活用して案件を獲得する方法もあります。

たとえば、会社員時代のツテや、過去に付き合いのあったクライアントからの紹介、知り合いのコネなどが挙げられるでしょう。

人脈を活用しての案件獲得は、自身の人となりやスキルなどを知ってもらった上での紹介であることが多いため、ミスマッチやトラブルが起こりにくいというメリットもあります。

先述の「フリーランス白書2023」の調査でも、「直近1年間で仕事獲得に繋がったことのあるもの」と「その中で、最も収入が得られる仕事の獲得経路」の結果として、と共に「人脈」という回答が最も多い割合を占めています。

参考:フリーランス白書2023|フリーランス協会

方法④|企業へ直接営業する

興味のある企業に直接営業するのも、1つの方法です。自身が一緒に仕事をしたい企業に対して、営業メールを出したり、電話をかけたり、直接赴いたりといったアプローチが該当します。

直接営業は自身を売り込む営業なので、ポートフォリオやスキルシートをしっかりと準備した上でアプローチすることが重要です。

直接営業の場合、言葉を交わしたり即座に反応をもらえたりする可能性は高まりますが、マナーは十分にわきまえておかなければなりません。また、冷ややかに扱われる可能性も秘めていることにも注意しましょう。

方法⑤|フリーランスエージェントを活用する

自身で営業することが苦手、営業の時間を業務に充てたい、という方は、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。

フリーランスエージェントでは、本人に代わって営業から案件獲得、事務処理などをおこなってくれます。単価交渉や参画中のフォローをおこなってくれるところもあり、利便性が非常に高いです。営業活動や事務作業など直接の業務に関わらない部分を担ってくれるため、自身は本来の業務のみに集中して取り組めるでしょう。

フリーランスエージェントの1つであるRelanceでは、月額100万円以上が55%以上と高単価案件が豊富で、契約継続率も92%と高い割合を誇ります。さらに、リモート案件が70%以上と柔軟な働き方が選べ、働き方をサポートする特典もあるため、おすすめです。

参考:Relance

女性がフリーランスとして成功するための心構え

最後に、女性がフリーランスとして成功するための心構えを4つご紹介します。

  1. スキルを磨き続ける努力をする
  2. 自己管理を徹底する
  3. 積極的に人脈を築く
  4. 柔軟性を身につける

それぞれ確認していきましょう。

心構え①|スキルを磨き続ける努力をする

フリーランスは、組織に属していないため、自分自身のスキルや経験で仕事を獲得し、報酬を得ます。そのため、仕事を獲得するために必要なスキルを磨き続ける努力が欠かせません。

今の自分に満足せず、常にスキルを研磨し、実績を着実に積んでいきましょう。

しかし、努力の方向性を間違えてしまっては、せっかくの苦労も無駄になってしまいます。市場の動向やトレンド、クライアントの要望などを汲んだ上で、ニーズに沿ってスキルを磨いていくことが大切です。

心構え②|自己管理を徹底する

健康管理や納期を含むスケジュール管理などをしっかりとおこなえなければ、フリーランスとしての成功はあり得ません。

フリーランスは自分1人で仕事をこなしていくため、すべてが自己責任となります。そのため、健康管理やスケジュール管理は徹底しておこなうことが何より大切です。成功しているフリーランスは、タスク管理・健康管理が共にしっかりとできています。

時間や仕事量にある程度融通のきくフリーランスとはいえ、クライアントとの信頼関係は非常に重要です。納期をしっかりと把握しておき、そこから逆算してスケジュールを立て、管理していくようにしましょう。

またフリーランスの場合、体調を崩して働けなくなってしまうと、その間の収入が途絶えてしまい、仕事を引き継ぐ人もいません。体調管理には十分に気を遣い、業務を途切れさせないような努力が必要です。

心構え③|積極的に人脈を築く

先にご紹介したとおり、フリーランスは人脈から案件を獲得できる場合があります。そのため、積極的に人脈を築く努力をしましょう。

過去に関わりのあった人たちとの縁を大切にすることはもちろん、新しい人脈を築いていくために、同業者とのコミュニティやセミナー、勉強会などには積極的に参加し、自ら交流していく姿勢が大事です。

また、案件が完了して一旦関係が途切れるクライアントとも、継続して良い関係を持っておきましょう。そこから新たな案件につながったり、再度声をかけてもらえたりする可能性が高まります。

人脈を築くことで、案件獲得だけでなく、市場の動向を把握したり情報収集したりするのにも役立つでしょう。

心構え④|柔軟性を身につける

フリーランスとして継続的に仕事を獲得するためには、時にはこだわりを捨てられる柔軟性も必要です。

自身の好きな仕事や専門としている仕事で収入を得ようとしても、ニーズの問題などで難しい場合もあります。その際は、何が何でも「この仕事で収入を得る」などとこだわり続けるのではなく、柔軟に考えてほかに収入を得られる方法を模索するなども大切です。

たとえば、2番目に好きなことを仕事としておこなう、自身の専門性にぴったりと合致するわけではないが関連性のある仕事にチャレンジしてみる、クライアントから提案された新たな業務にも果敢にチャレンジする、などが挙げられます。

柔軟性を身につけることで、収入が安定するだけでなく、今後の展望も視野も広がるでしょう。

女性フリーランスの体験談

ここからは、30代女性フリーランスの体験談をご紹介します。

【フリーランスとして働き始めた年代】
・30代前半

【フリーランスとなったきっかけ】
・第二子出産時に前職を辞め、在宅で乳幼児の世話をしながらできる仕事をと思い、始めたのがきっかけ。

【フリーランスとしての案件獲得方法】
・最初はクラウドソーシングを通じて獲得。何件か仕事をおこなううちに紹介などを通じて仕事を獲得するようになった。

【フリーランスになって良かったこと】
・家庭との両立がしやすい。
・子供が長期にわたって保育園や学校を休んだ際も、家で子供をみながら仕事ができる。

【フリーランスになって大変だったこと】
・時間など自由である分、管理が難しい部分もある。
・オン・オフのメリハリがつきにくい。

【フリーランスになる前にやっておけば良かったこと】
・確定申告などを含めた税務や、保険に関する知識を充分に蓄えておくこと。無知は自身の首を絞めることになる。

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まとめ

本記事では、女性フリーランスの仕事の実態について、活躍する方法や案件獲得方法なども併せてご紹介しました。

フリーランスとして働いている女性は多く、中でも40歳以上の方の活躍が目立ちます。また、女性フリーランスは年々増えているようです。

ライフプランに合わせて多様な働き方を選択する女性が増えたといえるでしょう。

これからフリーランスとして活動しようと考えている方は、本記事を参考にしてみてください。

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