フリーランスエンジニアの年収は?会社員との差や年収アップの秘訣を解説!

フリーランスエンジニアの平均年収は?高収入を実現する実践的手法を解説!

IT市場の急激な変化により、フリーランスエンジニアの年収は変わりつつあります。

とくに会社員エンジニアの場合、フリーランスエンジニアになることで、会社員時代よりも年収が大きく上がる可能性があるでしょう。実際、Relanceの最新調査によると、独立したエンジニアの半数以上が年収アップを叶えています。

そこで本記事では、フリーランスエンジニアの年収の実態や収入アップのポイントを詳しく解説します。フリーランスエンジニアになった場合の年収を知る方法や、よくある質問についても触れていますので、ぜひ最後までご確認ください。

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フリーランスエンジニアの平均年収は約632万円

Relanceの同調査によると、専業エンジニアのみを対象とした調査において、フリーランスエンジニアの平均年商は約632万円です。具体的には、以下のとおりに分布しています。

出典:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

とくに、年商を問う質問への回答で多かった分布は以下のとおりです。

  • 500万円以上800万円未満:約27%
  • 300万円以上500万円未満:約26%
  • 800万円以上1,000万円未満:約17%

2022年の調査と比較すると、200万円未満や200万円以上800万円未満の割合が減りました。一方で、800万円以上1,000万円未満の高収入層の割合がかなり増加しています。前回調査での平均年商は約576万でしたので、全体平均としても約56万円の増額となりました。

実際、フリーランスエンジニアの年収はさまざまな要素によって大きく変わります。以下では、年齢別・職種別・言語別でフリーランスエンジニアの年収を紹介します。

参考:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

【年齢別】フリーランスエンジニアの年収

年齢によってフリーランスエンジニアの年収には差があります。基本的には以下のとおり、40代までは上昇し、50代に入ると若干低下する傾向にあるようです。

出典:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

年代別の平均年商は以下のとおりです。

  • 20代:約520万円
  • 30代:約630万円
  • 40代:約670万円
  • 50代:約630万円

50代以上の平均年商が下がっている理由としては、さまざまな理由から、案件によって年齢制限が設けられていることが考えられます。

実際、SEESの「シニアエンジニアに対する採用担当者の意識調査」によると、40歳以上を採用しない企業は19%、50歳以上を採用しない企業は約17%、60歳以上を採用しない企業は約11%という結果でした。

また、年齢を重ねると体力が低下するため、以前と同じ案件数をこなすのは難しくなります。フリーランスエンジニアは月に2~3件の案件をこなす方が多いですが、受注する案件の数が減れば当然、収入は下がってしまうでしょう。体力面の不安も収入が下がる要因の一つと考えられます。長く働きたい場合は、その点を考慮して戦略を立てる必要があります。

参考:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

参考:8割以上の企業が活用を希望!シニアエンジニア、どんな人が求められてるの?年齢制限はあるの?採用担当者に調査!|SEES

【職種別】フリーランスエンジニアの年収

フリーランスエンジニアと一口にいっても、多様な職種があります。プロジェクトの中でどの役割を担うかによって年収は大きく異なるでしょう。

以下のとおり、上流工程や管理職を担う職種ほど、高単価となる傾向があります。

  • プログラマー:67万円
  • インフラエンジニア:68万円
  • システムエンジニア:71万円
  • PMO:83万円
  • プロジェクトマネージャー:84万円

下流工程の中でも、年収には差があります。実装や運用・保守などの下流工程を担当する「プログラマー」よりも、要件定義や設計といった上流工程を行う「システムエンジニア」のほうが、プロジェクトにおける重要度と影響度が大きいです。そのため、「システムエンジニア」のほうが単価は高くなりやすいでしょう。

さらに、上流工程を担当する職種ほど、専門性が求められるため、単価は高くなっていきます。例として、PMOやプロジェクトマネージャーなどの職種は、より単価が高くなるでしょう。年収アップを目指すなら、職種選びも重要です。

参考:単価相場|レバテックフリーランス

【言語別】フリーランスエンジニアの年収

フリーランスエンジニアの年収は、使用するプログラミング言語によっても変わります。市場での需要や難易度、専門性などによって案件単価に差があるのです。

たとえば、求人数が比較的多い言語に絞ってみても、以下のとおり単価には差があることがわかります。

  • C#:67万円
  • Java:68万円
  • PHP:71万円
  • JavaScript:71万円
  • Python:76万円

平均単価が高い言語は、比較的新しい言語であるため習得しているエンジニアが希少であること、習得の難易度が高いことなどの特徴があります。

一方、単価が高いからといって求人数が多いとは限りません。逆に狭き門になる可能性もあります。年収アップを目指すなら、市場の動向をふまえつつ、戦略的に学習を進める必要があるでしょう。

参考:単価相場|レバテックフリーランス

会社員からフリーランスになって年収が上がるエンジニアは多い

結論として、会社員からフリーランスになって年収が上がるエンジニアは多いです。

以下では、Relanceが調査した「フリーランスエンジニア白書2024」の結果を紹介します。

出典:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

この調査では、フリーランスエンジニアの約60%が「フリーランスになって収入が上がった」と回答しました。上がった収入の平均値は約490万円、中央値は約500万円であり、フリーランス転向による収入増加は顕著です。

また、半数以上がフリーランスエンジニアになって収入が上がっていることがわかりました。「収入は変わらない」と答えた約15%の人を含めると、約75%以上がフリーランスエンジニアになる前と比較して同額以上の収入を得ていることも判明しました。

この結果から、会社員からフリーランスになって年収が上がるエンジニアは多いといえます。

参考:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの年収を比較

今までフリーランスエンジニアの年収についてみてきました。続いて、フリーランスと会社員という働き方の違いで、年収を比較してみましょう。

前述のとおり、会社員からフリーランスになって年収が上がるエンジニアは多いです。実際、会社員エンジニアの平均年収は454万円であり、フリーランスエンジニアの平均年収は約632万円という調査結果もあります。

以下では年齢別の年収推移について、フリーランスエンジニアと会社員エンジニアとで比較していきます。

年代フリーランスエンジニアの年収会社員エンジニアの年収
20代約520万円380万円
30代約630万円512万円
40代約670万円642万円
50代約630万円717万円

年齢別の年収推移について、20代から40代までは、フリーランスエンジニアのほうが年収は高いです。これは、フリーランスならではの柔軟な働き方と、市場価値に応じた単価設定が可能なことが要因として考えられるでしょう。

一方で、50代を超えると会社員エンジニアのほうが年収が高くなります。これは、年齢を重ねることで、一定のフリーランスが新規案件を獲得しにくくなることが要因として考えられます。それでも、若くして高収入が見込めるため、フリーランスに転身することは魅力的な選択肢の一つといえるでしょう。

参考:フリーランスエンジニア白書2024|Relance

参考:ITエンジニアの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説|doda

ただし年収が上がっても手取りが増えるとは限らない

注意しておきたいのが、フリーランスは年収が上がっても手取りが増えるとは限らないという点です。

フリーランスの年収は年間の売上高であり、利益ではありません。年収から事業に関わる費用(経費)が差し引かれます。一般的に、エンジニアは店舗や在庫をもたず、設備にかかる費用も高くはないため、経費にかかる金額は抑えめです。それでも、少なく見積もって年収の1割ほどはかかってしまうでしょう。

また、フリーランスと会社員では、税金や社会保険の計算法と種類が異なります。フリーランスは業種によっては個人事業税を支払う必要もあります。さらに、年収が1,000万円を上回ると、消費税を納める必要も出てくるのです。

実際のところ、フリーランスエンジニアの年収と会社員エンジニアの年収は、単純に比較できるものではありません。フリーランスになって年収が上がったとしても、経費や税金などの金額によっては、必ずしも手取りが増えるわけではないことは頭に入れておきましょう。

エンジニアがフリーランスになると会社員より年収が上がる理由

会社員からフリーランスになって年収が上がるエンジニアは多いです。年齢別の平均年収をみても、少なくとも40代まではフリーランスのほうが年収は高いです。

それではなぜ、エンジニアがフリーランスになると会社員より年収が上がるのでしょうか。

ここではその理由について掘り下げていきます。

フリーランスになると会社員より年収が上がる理由は、主に以下の3つです。

  • 受ける案件の単価と数で年収が決まるから
  • 実力に応じて稼ぐことができるから
  • エンジニアの需要が高まっているから

それぞれ解説していきます。

受ける案件の単価と数で年収が決まるから

フリーランスエンジニアの年収は、「案件の単価」と「案件の数」によって直接的に決定されます。会社員の給与体系が固定的であるのに対し、フリーランスは自身の交渉力とスキルによって収入をコントロールできます。高単価案件を獲得し、効率的に複数の案件をこなすことで、理論上は無制限に収入を伸ばすことが可能なのです。

一方で会社員の場合は、同じ役職であれば給与は横並びです。個人の実力が直接的に収入に反映されにくい構造です。また上司の年収が天井となるため、実質的には年収に縛りがあるといえます。

フリーランスは、自己投資とスキルアップが即座に収入増加につながる柔軟な働き方といえるでしょう。

実力に応じて稼ぐことができるから

従来の日本企業に多い年功序列型の給与体系では、実力があっても昇給や昇進に制限がありました。対照的に、フリーランスエンジニアは純粋に自身の技術力と成果によって収入が決まります。年齢や経験年数に関わらず、高度な技術スキルやビジネススキルを持つエンジニアは、即座に高単価の案件を獲得できるのです。

また企業の組織構造では、上のポジションは限られており、優秀な人材でも昇進の機会は限定的です。一方で、フリーランスは自身のキャリアパスを自由に描けるため、テックリードやコンサルタントなど、より上流工程のポジションに挑戦しやすい環境といえます。

フリーランスは自ら案件を選べる自由度があることによって、実力さえあれば、スキルに見合った適正な対価を得られるのです。

エンジニアの需要が高まっているから

エンジニアは需要が高いため案件数が多く、今会社でおこなっている業務内容と似た案件でも報酬単価が高い場合もあります。

出典:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果|経済産業省

経済産業省の報告によると、IT人材は2030年で少なくとも約41万人不足することが予測されており、将来的にも需要が高いです。

今の会社より、人件費に投資している企業の案件を受けることができれば、似た業務でも収入は上がるでしょう。

フリーランスエンジニアになった場合の年収を知る方法

ここまで年齢別・職種別・言語別の年収を見てきました。自分がフリーランスになった場合の年収について、おおよそイメージできたのではないでしょうか。

さらに、より具体的に自分がフリーランスとしてどのくらいの年収が得られそうか把握する方法を2つご紹介します。

  • 案件サイトを見る
  • フリーランスエージェントに相談する

それぞれ見ていきましょう。

案件サイトを見て自分が受注できそうな案件を探す

フリーランスエンジニアの案件を探す最初のステップは、専門的な案件サイトを見て自分が受注できそうな案件を探すことです。まずは「Relance」などフリーランスエンジニア向けの求人サイトで、自分のスキルや経験に合う案件を検索してみるとよいでしょう。プログラミング言語、職種、経験年数などの条件で絞り込めば、効率的に案件を見つけられます。

案件を探す際は、募集要項を詳細に確認することが重要です。必須スキル、歓迎条件、想定される業務内容、報酬単価などを慎重に確認しましょう。

現在の自分のスキルセットと照らし合わせれば、どの程度マッチするか、またどの程度の単価で案件を獲得できるかを見極められます。これにより、フリーランスエンジニアになった場合の年収を予測できるでしょう。

参考:Relance

フリーランスエージェントに相談する

フリーランスエージェントは、フリーランスエンジニアにとってはもちろん、フリーランスを目指す会社員エンジニアにとっても頼れるサポーターです。会社員のうちから登録可能で、自分のスキルや希望に合った案件を専門的にマッチングしてくれます。30秒程度で簡単に登録でき、キャリア相談から具体的な案件紹介まで、包括的なサポートを受けられます。

エージェントは、市場の最新トレンドや単価相場に精通しているため、自分の市場価値を客観的に評価してもらえるでしょう。現在のスキルセットに基づき、獲得可能な案件の種類や想定される年収について、詳細なアドバイスを得られます。

とくに、エンジニアに特化したRelanceなどの専門エージェントなら、希望やスキルに合った高単価案件を紹介してもらえます。

参考:Relance

フリーランスエンジニアとして年収を上げる方法

これからフリーランスエンジニアを目指すなら、先にフリーランスエンジニアとして年収を上げる方法をおさえておきましょう。

以下ではポイントを10項目に分けて紹介します。

  • 上流工程の経験を積む
  • 上流ポジションとしての実績を積む
  • 需要の高い言語を習得する
  • チーム開発を経験する
  • ビジネススキルを向上させる
  • 専門分野を作る
  • 1つの案件に長く参画する
  • エンジニアイベントやオンラインサロンに参加して人脈を築く
  • 商流の浅い案件に参画する
  • 契約更新のときに単価交渉をする

順に詳しくみていきましょう。

上流工程の経験を積む

フリーランスエンジニアの高単価案件は、主に上流工程で多く発生します。なぜなら上流工程では要件定義、基本設計、詳細設計など、プロジェクトの初期段階に携わることになり、より高度なスキルや経験を求められるからです。

上流工程では、システム全体を俯瞰的に理解したうえで、ビジネス要件を正確に分析する能力が求められます。まずは会社員のうちに、上流工程をこなせるレベルまで経験を積みましょう。

必ずしも経験年数を長く積み重ねる必要はありませんが、上流工程の経験を積み、専門的な知識とスキルをつけておくことが、年収アップを目指すうえでは重要です。

上流ポジションとしての実績を積む

高収入を目指すなら、プロジェクトマネージャーやテックリードなどの上流ポジションを目標とすべきです。実際、高単価案件において、上流ポジションの募集は非常に多いです。

会社員時代にリーダーシップを発揮し、プロジェクト全体の成功に貢献した経験を積むことが、フリーランスで成功する鍵となります。まずは積極的に上流ポジションに立候補したり、上司に対して挑戦したい旨を伝えたりするなど、日頃からアピールしておきましょう。

会社員のうちに、上流ポジションとして豊富な経験を積んでおくことが大切です。そうすればフリーランスに転身した際、高単価案件を獲得しやすくなります。

需要の高い言語を習得する

プログラミング言語によっても報酬が異なるので、需要の高い言語を身につけましょう。

paizaが2022年度に調査した「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」によると、転職における言語ごとの平均年収・ニーズのランキングは次の表の通りでした。

中でも、平均年収が高い上位3つの言語は、ニーズの伸びも目立っています。その3つの言語は新しい言語であり、習得しているエンジニアが少ないために年収が高いのです。

この2つのランキングを見ると、TypeScriptはJavaScriptの上位互換であることから、JavaScriptを身につければ、市場価値の高いエンジニアを目指せるといえます。

ただし、ITの技術は日進月歩であり、トレンドの変化が激しいものです。そのため常に最新の情報をキャッチアップし、最新技術に対応していくことが重要といえるでしょう。

参考:平均年収が高いプログラミング言語 3位「Go」、2位「TypeScript」、1位は?|ITmedia ビジネス

チーム開発を経験する

フリーランスエンジニアの案件の多くはチーム開発であり、コミュニケーション能力が極めて重要です。複数人での開発経験を通じて、円滑な情報共有、効率的な協働、問題解決能力を磨くことが求められます。技術的な専門性に加えて、チーム全体で生産性を向上させる能力も必要です。

会社員のうちに、チーム開発や大規模システム開発に携わり、経験を積んでおきましょう。

チーム開発では技術的な調整はもちろん、メンバーのモチベーション管理、プロジェクトの方向性の明確化など、リーダーシップを発揮できるスキルも必要です。会社員のうちにメンバーが「働きやすい」と感じる環境づくりができれば、フリーランスに転身した際も、プロジェクトメンバーやクライアントから評価を獲得できるでしょう。

ビジネススキルを向上させる

高収入のフリーランスエンジニアは、技術スキルだけではなくビジネススキルにも長けています。クライアントとの長期的な信頼関係を構築するためには、正確な報告・連絡・相談、的確な課題解決能力、プロジェクト推進力などが不可欠です。単なるコーディング能力にとどまらず、ビジネス課題を深く理解したうえで解決策を提案できる能力が求められます。

会社員のうちに、ビジネススキルを向上させておきましょう。

ビジネススキルを向上させるためには、業界トレンドの理解、最新技術のキャッチアップ、コミュニケーション力の向上などが重要です。継続的に意識して、スキルを身につけていきましょう。

専門分野を作る

専門分野を作ることで、ほかのエンジニアと差別化が図れ、市場価値が高まります。

専門分野としては業界や開発分野が挙げられるでしょう。「AWSのクラウド構築」や「建築業界のDX」などがその例です。

繰り返すようですが、エンジニアの市場価値はスキルや経験に大きく左右されます。専門分野を持ち、ほかのエンジニアより自分の需要が高まるようスキルアップしていくことが大切です。

1つの案件に長く参画する

1つの案件に継続して参画することで実績になり、さらなる案件獲得につながります。

フリーランスエンジニア案件の契約は、最初に1か月あるいは3か月で契約し、更新をしていくパターンが多いです。そのため、半年~1年の長期的な参画は、クライアントから高く評価をもらっている証明になります。

継続的に案件を受注していれば、クライアントと信頼関係が築け、新たな案件を依頼してもらったり、ポジションを引き上げてもらったりすることも期待できます。

1つの案件に長く参画していれば、新たな案件獲得のための営業活動をする時間や手間を削減でき、本業に集中しやすくもなるでしょう。

エンジニアイベントやオンラインサロンに参加して人脈を築く

エンジニアイベントや技術交流会、オンラインサロンなどを通して、積極的に人脈を作るようにしましょう。

フリーランス白書2023によると、最も高い収入の案件獲得先として最も多いのが人脈です。2番目は過去や現在の取引先であり、いずれも人脈つながりの案件としてまとめると67%を占めます。

フリーランスは相談相手がおらず孤独に悩まされやすいものです。

自ら進んで交流し、仲間や知り合いを見つけましょう。オンラインサロンの例としては、新しい働き方Labやフリーランス協会などが挙げられます。

参考:フリーランスエンジニア白書2023|Relance

商流の浅い案件に参画する

商流が浅いとは、自分とエンド企業との間に仲介者が少ないことを意味します。商流が浅い案件では仲介マージンが抑えられるため、その分自分が得られる報酬が高くなるのです。

とくにIT業界は多重下請けになりがちなので、商流の浅い案件は決して多くありません。その分、商流の浅い案件は上流案件になりやすいという特徴があります。

運用保守などの下流工程だけでなく、要件定義や設計などの上流工程に参画しましょう。

契約更新のときに単価交渉をする

成果が出せたりスキルを証明できたりしているのなら、単価交渉をしていくべきです。

相場より低い報酬で受けている場合や成果が報酬に見合っていない可能性があります。

単価交渉を成功させるには、土台が整っているかどうかと、交渉するタイミングが重要です。スキルや成果、信頼関係などの必要な要素が揃っているか確認しましょう。交渉するときには、契約更新のタイミングがおすすめです。

>>>単価交渉を成功させるコツとは…?

フリーランスエンジニアに関するよくある質問

最後に、フリーランスエンジニアに関するよくある疑問・質問について答えていきます。

50代はフリーランスエンジニアとして稼げる?

先ほど説明したとおり、50代に入ると年齢を理由に案件を獲得できないケースがあります。

新しい技術についていけない、体力の衰え、単価が高くなりやすい、などが主な理由です。

しかし、PMやVPoEなどマネジメント職のポジションを担当できるスキルがあれば、50代でもフリーランスとして稼ぐことはできるでしょう。

実際にRelanceでも、50代の方でマネジメントスキルや豊富な経験を武器にご活躍されている方もいらっしゃいます。

年収アップに役立つ資格は?

資格を取得しておけば自身のスキルアップにもなり、知識や技術を客観的に証明できるため、クライアントへのアピールにつながります。

もちろん必須ではありませんが、案件獲得に役立つ可能性もあるため、気になる視覚があれば挑戦してみましょう。エンジニアとして役立つ資格としては、「Linux技術者認定試験」や「AWS認定」、「CCNA・CCNP」などが挙げられます。

まとめ

本記事では、フリーランスエンジニアの年収について解説しました。

フリーランスは、会社員と比較すると年収が上がる傾向にあります。

フリーランスは案件ごとに仕事をするため、案件単価や案件数を増やすことで収入を上げやすくなるのです。また、案件単価はスキルレベルと比例するため、年齢に関係なく若いうちから稼ぐこともできます。

フリーランスは、積極的にスキルを磨き自分でキャリアアップしていくことが重要です。稼げるフリーランスになるためのロードマップと高単価案件を獲得する方法もご紹介したので、高収入を目指すフリーランスの方はぜひ参考にしてください。

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