インフラエンジニアのフリーランス案件の実情は?働き方や年収について解説!

インフラエンジニアとして働いている人でフリーランスになって独立するべきか悩む人は多いでしょう。インフラエンジニアは企業のITインフラを支える重要な役割を担っており、インフラの設計から運用まで業務の内容も幅広いです。

IT化やクラウド化が進むにつれて需要も大きくなっており、インフラエンジニアの将来性は高まっています。果たしてインフラエンジニアのフリーランスになると、収入や働き方はどうなるのでしょうか。

今回の記事では、インフラエンジニアのフリーランスの年収や働き方、将来性などについてお伝えしていきます。

インフラエンジニアのフリーランスの年収や働き方

インフラエンジニアのフリーランスは会社員に比べて年収が高く、働き方も自由度が高い場合が多いです。

インフラエンジニアのフリーランスは客先常駐の案件が多いですが、最近はリモート案件も増えています。また、インフラエンジニアの年収は会社員に比べてフリーランスの方が高く、スキルや実績があれば高収入が期待できます。

IT化が進む現代においてインフラエンジニアの需要は高まっており、フリーランス向けの案件は増えているため、インフラエンジニアのフリーランスは活躍しやすいと言えるでしょう。

働き方

インフラエンジニアのフリーランスは客先常駐の案件が多いですが、近年はリモート案件も増えています。インフラエンジニアの業務はサーバーなどのクライアントの機器を実際に扱うことが多く、またITインフラの運用や保守の案件も客先でしかできない場合があり、客先常駐の案件が主流となっています。

しかし、近年はネットワークのクラウド化が進んでおり、クラウドの知識があるインフラエンジニアのフリーランスであればリモート案件を獲得しやすくなっています。

フリーランスエンジニア向けの案件紹介サイトであるフリーランススタートによると、客先常駐の案件が19,311件に対してリモート案件は6,999件となっています(2022年12月2日時点)。

年収

インフラエンジニアのフリーランスの年収は会社員より高い場合が多く、高年収が期待できます。インフラエンジニアのフリーランスは直接クライアントから仕事を獲得できるため、仲介業者を減らし仲介料などを抑えて案件を獲得できます。

また、インフラエンジニアのフリーランスはスキルや実績があれば高単価な案件を獲得しやすく、自分の能力に応じて報酬額を高めやすいです。

フリーランススタートによると、インフラエンジニアのフリーランスの平均単価は63.1万円で、平均年収は737万円(2022年12月2日時点)となっています。※Relanceに掲載されているインフラエンジニアの案件の平均月額報酬額は60~100万円。年収にすると720~1200万円になります。

会社員の平均年収は求人ボックスによると545万円(2022年12月2日時点)であるため、インフラエンジニアのフリーランスの年収が会社員より高いことが分かります。

案件数

インフラエンジニアの需要は高まっているため、インフラエンジニアのフリーランス向けの案件数は多いです。IT化が進む現代においてITインフラに関する業務を担うインフラエンジニアの需要は高く、多くの企業がインフラエンジニアを必要としています。

インフラエンジニアはフリーランス案件も多く、ITインフラの設計や構築、運用など業務の種類も幅広いです。

また、クラウド化が進むにつれてAWSなどを用いたネットワーク構築の案件も増えており、インフラエンジニアのフリーランス向けの案件は増えています。

フリーランススタートによると、インフラエンジニアのフリーランス向けの案件数は27,210件(2022年12月2日時点)となっています。スキルや実績があれば豊富な案件から自分の取り組みたい案件を獲得することができます。

インフラエンジニアのフリーランス案件の実例を紹介!

インフラエンジニアのフリーランス案件の種類は豊富であり、自分のスキルや実績を活かして様々な案件を獲得できます。インフラエンジニアの業務はITインフラの設計や構築、運用・保守など幅広く、プロジェクトマネジメントなどの上流工程の案件もあります。

自分のスキルや実績を活かして様々な案件に挑戦できるため、スキルアップや年収アップを目指せるでしょう。

Relance案件①

【AWS,GCP/年収960万円~1200万円/自社サービス】新規サービスから大規模サービスまで、基盤を作り支えるインフラエンジニア募集
■職務内容

・クラウド環境(AWSやGCPなど)でのインフラ構築 
・Cloud Formation等を利用したインフラのコード化 
・リリースのためのQAやSRE

■開発環境

・言語: 
・フレームワーク: 
・ミドルウェア: 
・インフラ: AWS

■想定単価: 100万円 ~120万円

■必須スキル

必須スキル

  ・AWSの業務レベルの経験が2-3年以上ある方 
  ・顧客からの要望だけではなく、根底にある課題を読み取り提案・解決できる方 
  ・当事者意識が高く、どのようなプロジェクトでも自ら積極的に仕事を作れる方 
  ・チームメンバーとともに企画や設計からサービスを構築していきたい方 
  ・新規サービスから大規模サービスまで様々な規模・領域のインフラを設計から構築したい方 
  ・最先端技術に興味がある方 
  ・年齢関係なし 
  ・起業または起業家が好きな方(起業経験を持っている方大歓迎です!)

尚可スキル

・GCPまたはAzureを利用した本番リリースされているサービスのインフラ構築 
  ・メガベンチャーもしくはスタートアップで開発を経験している

■働き方

リモートメイン

■週稼働日数

/週:0 ~0

Relance案件②

【直取引100%/GCP/フルリモート/週5日】クラウド/ネットワーク/サーバー設計・構築エンジニア!勉強会有でスキルUP可能!
■職務内容

自社内にてサーバー構築業務を担当して頂きます。
お客様から要望をヒアリングし、最適なネットワーク/サーバー構成の提案/構築を行います。監視運用を行うチームが存在する為、情報展開や連携が必須となります。

■開発環境

・言語: 
・フレームワーク: 
・ミドルウェア: 
・インフラ: AWS・GCP

■想定単価: 60万円 ~ 72万円

■必須スキル

必須スキル

・GCP構築経験2年以上

尚可スキル

・terraformを使ったコードベースのインフラ構築経験
・デジタルマーケ、広告まわりのノウハウがある方
・クラウド設計、構築経験

■働き方

完全フルリモート

■週稼働日数

週:0 ~ 5

インフラエンジニアのフリーランスの将来性や今後の需要は?

インフラエンジニアのフリーランスの将来性は高く、今後も需要は高まっていくと考えられます。インフラエンジニアの需要はIT化の促進に伴い増加傾向にあるため、フリーランスの需要は大きいです。

経済産業省のIT人材需給に関する調査によると、インフラエンジニアなどのIT人材の数は国内全体で慢性的に不足しており、今後はさらに拡大していくと予測されています。

また、クラウドサービスが普及するにつれて物理的なサーバーは必要なくなりますが、今後はクラウドサービスが新しいITインフラとなります。そのためクラウドサービスの知識やスキルがあるインフラエンジニアのフリーランスであれば、ITインフラを支えることができる人材になるため、仕事がなくなる心配がありません

このようにインフラエンジニアは需要と供給の両方の観点から、今後も市場で求められる人材であると言えます。

インフラエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法

インフラエンジニアのフリーランスの場合、フリーランスエージェントを活用して案件を獲得する方法がおすすめです。インフラエンジニアのフリーランスは増えており企業側の需要も大きいため、案件マッチングを提供するフリーランスエージェントサービスも増えています。フリーランスエージェントであれば自分の希望条件に合った案件を紹介してもらえるため、初心者でも比較的簡単に案件を獲得できるでしょう。非公開の高単価案件やリモート案件を紹介してもらえる場合もあるため、より満足度の高い案件を獲得するチャンスが増えます。また、フリーランスエージェントはフリーランスとして活動するうえでの疑問や不安の相談ができます。問題が生じたときにサポートを受けることができるため、安心してインフラエンジニアのフリーランスとして働けるでしょう。

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インフラエンジニアのフリーランスが高単価な案件を獲得するには?

インフラエンジニアのフリーランスが高単価な案件を獲得するために重要なポイントは下記4つです。

  • 商流の浅い案件に参画する
  • クラウドの知識・スキル
  • コミュニケーションスキル
  • プログラミングスキル

商流の浅い案件や現場のマネジメントに関わる案件は高単価案件が多いため、高年収が得られるようになります。今後のITインフラにはクラウドの知識やスキルが必要になるため、クラウドについて理解のあるインフラエンジニアのフリーランスも高単価案件を獲得できる可能性が高いです。

また、フリーランスとして活動するためにはクライアントとの円滑なコミュニケーションや営業力が欠かせないため、高いコミュニケーションスキルがあれば高単価案件を獲得しやすいでしょう。

商流の浅い案件に参画する

インフラエンジニアのフリーランスが高単価案件を獲得するためには、商流の浅い案件に参画する必要があります。

商流が浅いとは、エンド企業と自分の間に仲介業者が少ないことを指します。商流が深い案件は仲介業者に手数料を取られてしまうため、自分が得られる報酬額が小さくなってしまいます。

インフラエンジニアの案件は商流が深い案件も多いため、低単価な案件しか獲得できずに稼げない人も多いです。特に運用・保守など業務経験が浅い人ができる案件では商流が深く低単価な場合が多いため、応募する際に注意が必要です。

また、商流の浅い案件は要件定義や設計などの上流工程の業務に関わる案件が少ないため、高単価案件を獲得するためのスキルが身に付かない可能性があります。

高単価案件を獲得するために商流の浅い案件を獲得し、案件を通じてスキルアップしていきましょう。

クラウドの知識・スキル

インフラエンジニアのフリーランスが高単価案件を今後も獲得していくためには、クラウドの知識やスキルが必要です。ITインフラはクラウド化が進んでおり、インフラエンジニアに対してクラウドの知識やスキルを求めるフリーランス向けの案件も増えています。

クラウドは比較的新しい技術であり、クラウドの知識やスキルがあるインフラエンジニアの数は現在は多くないと言えるでしょう。

早いうちにクラウドの知識やスキルを身に付けておけば、高単価なクラウド関連のインフラエンジニアのフリーランス向け案件を獲得できる可能性は高まります。

ネットワーク仮想化やAWS・Azureなどのクラウドコンピューティングサービスについて理解を深め、将来的にも高単価案件を獲得できる人材を目指していきましょう。

コミュニケーションスキル

インフラエンジニアのフリーランスが高単価案件を今後も獲得していくためには、高いコミュニケーションスキルを兼ね備えている必要があります。

フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があるため、自分のスキルや実績を相手に伝わりやすくアピールできる営業力が必要です。クライアントとのやり取りを自分で行う必要があるため、円滑なコミュニケーションも求められます。

現場においてもプロジェクトのメンバーと連携を取る機会は多く、コミュニケーションスキルが高い人材はクライアントから高い評価を受けます。また、要件定義や設計、プロジェクトマネジメントなどの上流工程に関する高単価な案件は特にクライアントとのやり取りが多く、要望や課題をヒアリングする高いコミュニケーションスキルが求められるでしょう。

そのため、コミュニケーションスキルが高いインフラエンジニアは高単価な案件を獲得しやすくなります。

プログラミングスキル

プログラミングスキルがある場合、インフラエンジニアのフリーランスとして高単価案件を獲得する際に役立つ場合があります。

インフラエンジニアはプログラミング言語を使った開発業務をする機会はあまりないため、プログラミングスキルは必須ではありません。しかし、プログラムを読み書きできるようになれば、業務効率化を実現してクライアントから報酬を得られる可能性があります。

サーバーの構築や設定をプログラミングによって自動化する高単価案件もあるため、プログラミングスキルを身に付けるとインフラエンジニアのフリーランスとして活躍の幅が広がるでしょう。

また、クラウド環境などのインフラ環境をコードを用いて構築するIaCという考え方が広まっており、インフラエンジニアにとってプログラミングスキルの重要性は高まっています。

まとめ

今回の記事では、インフラエンジニアのフリーランスの年収や働き方、将来性などについてお伝えしてきました。

インフラエンジニアのフリーランスは会社員に比べて高く、働き方も自由度が高い場合が多いです。案件数も豊富で種類が設計や構築、プロジェクトマネジメントと多いため、スキルや実績があれば高単価案件を獲得しやすいでしょう。

また、インフラエンジニアの需要はIT化の促進に伴い増加傾向にあるため、フリーランスの需要も高く将来性は高いです。

高単価案件を獲得するためには、商流の浅い案件だけでなく、クラウドやコミュニケーションのスキルが求められる案件に応募する必要があります。インフラエンジニアとしてスキルアップし、フリーランスとして活躍できる人材を目指していきましょう。

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